この日は午後有給を取得して渋谷の超有名店「喜楽」を訪問した。「アド街」だったかで、ここでは「ワンタン麺」が注文すべきと聞いた気がするのでそれを注文した。900 yen。
具は、モヤシ、チャーシュー×1枚、味付玉子×1/2個、ワンタン×5個。到着したものを見て、迷っていたもう一つの選択肢、「チャーシューワンタン麺」にしなくて正解と感じた。チャーシュー増量しなくても十分量が多い。一つ一つの具材は最近の流行りとはちょっと違う。例えば味玉の黄身は、おでんの具のようだし、チャーシューも低温調理のそれとは全然違う。歯応え重視系のチャーシューは八角の香りがしてザ・街中華。ワンタンも香り付けに八角が使われている。餡はそれ程大きくないが肉を食べている幸せ感がある。
麺は、断面が長方形の太い麺。中華料理屋さんで食べる焼きそばに使われているような太いやつ。
スープは、豚骨、煮干し。大量の揚げた葱と豚挽肉が入っていて、濃いめの醤油の味をマロヤカに変えている。このスープは流石人気店だけのことはある。唸る美味さ。
開店10分前には寒いのに10人以上並んでいたが、何とか店内に案内されることはできた。だけど店内も寒かった。ワンタンは時間がかかるのかなと思った。しかし、そうじゃなくお客さんの順番が考えられていない。調理場と2階席のコミュニケーション方法に問題がある。味は確かに評判通りだし値段も頑張っていると思う。だけどこの順番を無視した料理の提供方法にちょっとがっかり。きっと1階のカウンターがべスポジなんだろう。
渋谷区道玄坂1-17-6
2023/01/19