アメコミとラーメン

一家に一冊な本また見っけ、スパイダーマン大全




この手の○×マン辞典みたいな本を出されると絶対買っちゃうんだよね。アメコミ限定だけど。今回はSPIDER-MAN。

実はSPIDER-MANの辞典が日本で出版されるのって、これが初めてじゃない。前回は2002年の5月。スパイダーマン パーフェクト・ガイドってタイトルでね。それからおよそ10年後に、またぞろ小学館プロダクションが出しちゃった。冒頭にも書いたように、本能的に買っちゃうんだよ。頭では分かったっているんだ、同じような本を何冊も持っていてもしょうがないって。

著者は、Tom DefalcoとMatthew K Manning、じっくりと新版と旧版を読み比べていないんだけど、新版の前半部分はTomで直近10年分をMatthewが加筆してるのかな。Tomは、1990年代にSPIDER-MANの筋書きを書いていた大ベテラン作家。Matthewの方はこの手の辞典を多数手がけている人みたいだな。

いつものように気に入っているところ。価格が10年前と同じ税込3,650 yen。安い。しかし、全然物価が上がってないんだったら当たり前か。失われた10年とも20年とも言われている日本経済の停滞を表しているな。

次に登場人物が前回より充実しているように見える。索引は新旧同じ4ページなのだが、若干項目数が新版の方が多いので、間違ってないかな。しかし、考え方によっては、旧版に、その後の10年部分が加筆されたような本なので、実は内容が薄まっているかもしれないな。ページ数にして、旧版168ページから新版196ページに増えた。17%増加。SPIDER-MANの歴史は10年経過することによって、20%増えている。やはりページ数の増加の方が少ないので、内容は薄いか。両方持っている人はどう思っているのかな。

新版で良かったのは、Timelineっていう年代順に何が起こったかが書かれているページがあること。こういうのありそうでないな。今すぐ役に立つわけじゃないけど、調べものに便利。

調べものに便利っていう点では、Gazetteer(キャラクター初出一覧)という旧版にあるコーナーがないな。結局新旧両方持ってないとだめなのか。

新版では、全体的にイラストが豊富でカラフルだな。これは新しい編集者の人達の努力の賜物。良いね。

映画Amazing SPIDER-MAN("ASM”)を観て、もっとSPIDER-MANのことを知りたいって人には、この本便利だね。それから、わからない単語を調べる時はWebじゃなくて、辞書派って人にも。(きっとスペースアルクとかGoogleで調べた方が早いかもしれないんだけど、何か辞書使っちゃうんだよ。)

追伸
未だにご用達からアメコミが1月20日時点到着せず。はー。ASM 697号以降を早く読みたい。
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