アメコミとラーメン

映画の設定が先かコミックが先か今回の四騎士、Uncanny X-MEN 621、622号



前回に引き続きUncanny X-MEN。621、622号ともJohn Tyler Christopherの描くケース入りフィギュアのVariant。追加でお金を出さなくても買えるので安心。今回の添付画像は2冊合わせてアップ。

本編筋書をEd Brisson、Matthew Rosenberg、Kelly Thompson、621号の画をR. B. Silva、622号の画をYildiaray Cinarがそれぞれ担当。続きなのに毎号々々違うアーティストなのはちょっと嫌だな。唯一統一感を保っているのが、620号からずっと彩色担当のRachaelle Rosenbergこの人筋書担当のMatthewと関係あるのかな。それから筋書担当を複数で分担するのは10年ぐらい前のSPIDER-MANみたいだ。あ、その後の品質劣化の歴史が繰り返されないよう願う。

取り敢えず、粗筋。地球全体で絶滅したはずの生物が復活、暴れまくっている。X-MENもモンタナに恐竜が暴れまくっているのを止めに出撃。別動隊はカンザス州で分裂しまくっているJaimieを制圧に向かう。一方X-MENの屋敷をLegionが訪問。留守番の年若いミュータント達を襲う。

Silvaの画は総じて合格点をあげられる。特にティラノザウルスの腹を掻っ捌いて、腹の中から出てきたX23のシーンは621号の中で一番好き。逆に日本人ミュータントArmorが可愛くないな。Cinarはインクを違う人が入れた方が映えるんじゃないかな。

再出発から3号まで読んで全体像が掴めない。その謎を楽しんでいるので、まずは良いか。Jaimieを彼の意思に反し操っていたのはLegionだってことがわかった。死んだんじゃなかったっけってBISHOPが言ってたけど、その通り。こいつは必要ないな。Jaimieの分身達それぞれにLegionの人格を埋め込むという発想だけは買い。

その分身の一人はToadのように舌が伸びる。その舌に巻き付かれたJUBILEEの台詞が可愛いので、書いておく。”A thousand showers isn’t going to get that ick off.” 1000回シャワーを浴びても気持ち悪さを拭い切れないみたいな感じ。

一方、KittyやAllen上院議員を攫ったのはまだこの段階でわからない。Magneto、ANGEL、Blob、Omega Redが新しい四騎士なのだが、彼らが仕えているのがApocalypseでないことは確か。彼は黒幕に拘束されているからね。Magnetoが騎士の一人なのは、映画X-MEN Apocalypseを意識しているね。映画でも思ったのだが、Magnetoはどっちかっていうとお山の大将じゃないと納得できないタイプなので、誰かに仕えるという設定は腑に落ちない。そう言えば、ANGELも映画でも騎士だったな。もっともその設定は漫画が先だけどね。
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