アメコミとラーメン

DARK TOWER その36



DARK TOWER The Gunslinger(以下“DTTG”)の最初の5話The Journey Beginsの第2号について。筋書きRobin Furth、画Sean Phillips、彩色Richard Isanove、台詞Peter Davidの布陣。

最初にSeanの画。前回褒めすぎたかな。表紙の画は良いんだけどね。しかし、本編の画にムラがある。特に今回登場のスローミュータントの画はひどいな。もう少し、工夫してほしかった。我慢我慢、もう少し長い目で見ていかないとだめかもしれないな。

Little Sisters of Eluriaに出てきたスローミュータントに続いて、日本でもファンが多いBilly-Bumbler(イヌ科の動物?)が登場、主人公Rolandと旅を供にする。筋書き担当RobinがBilly-Bumblerを使って良いかを事前にStephen Kingに確かめてOKをもらったらしい。彼女もこの動物を好きなんだね。

これまでのシリーズと違って、話がゆっくりと進むな。今回は、Aileenの復活と死の話。RolandのAileenへのやさしい想いが感じられる。そう、初恋の相手Susan Delgadoの死とともにRolandの愛の一部も死んでしまったんだね。AileenのRolandに対する気持ちに応えられなかったことへのすまない気持ちが伝わってくる。すまない気持ちと言えば、Rolandの行く先々へ付いてくるBill-Bumblerにも一緒にいると命が危ないよと注意しているね。(伝わらないと思うけど。)

今回の話のャCントは、この表紙画の骸骨が誰のものかってこと。「なるほど」と頷かせられる内容。

物語の最後は、Rolandの故郷Gileadの廃墟で出会った幽霊のシーンで終わった。
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