アメコミとラーメン

DARK TOWER その29


先々月のご用達漫画屋からの荷物に入ってなかったDark Tower(以下“DT”)。今月はちゃんと入っていた。“Fall of Gilead”の最終6回目。タイトルがタイトルなので、(ネタばれもくそもないと思う)主人公Rolandの故郷Gileadが陥落する。Rolandの宿敵Crimson Kingの手下John Farsonの手によって。

今回もちょっと腑に落ちないシーンがあり。それは、John Farsonの軍団が、放射能の影響で知力が落ち社会的な行動を取るとも思えないスローミュータント達をどうやって手なずけたかがわからない所だ。自分達を守るために群れにはなるが、軍団を形成し、命令に従わせるのは至難の業のはず。

感心した表現で挙げられるのは、Gunslingerで仲間を裏切ったもの達が行った所業を火炎放射器の燃料切れで説明するところ。

そして、今回画家のRichard Isanoveが描いた画で一番好きなのは、Gileadに迫り来る敵の圧涛Iな数を3ページで表現するシーン。最後の見開き2ページは上手い。すぐに思い浮かんだのは、映画Lord of the Ringsの城を囲んで行われた戦闘シーン。

最終ページは、Gileadの旗(青地に白い馬が描かれている)が捨てられ、Crimson Kingの赤い目の旗がなびくシーンで終わる。ここも良いね。

筋書きを書いているRobin Furthもこの最後の戦いには苦労したみたいだ。なにしろ、Rolandの仲間が死ぬのはGileadの陥落と同時ではないからだ。Rolandの仲間の死は、次のThe Battle of Jericho Hillまで待たなければならない。次回から画を再びJae Leeが担当するようだ。来月も楽しみだ。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「アメコミ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事