アメコミとラーメン

登場人物の冗談が楽しい、Extraordinary X-MEN



Extraordinary X-MEN (“ExX”) 11号~13号をレビュー。筋書をJeff Lemire、11~12号の画をHumberto Ramos、13号の画をVictor Ibanezがそれぞれ担当。添付画像は、ExX 12号の表紙。Ramosは良いとして、インクを入れている人の線が太いのが気になるな。

粗筋さらっと紹介。未来に飛ばされたミュータントの子供たちとCOLOSSUS。その世界はApocalypseが支配していて、ミュータントがいない。彼らを追って来たSTORMを始めとするX-MEN達。そして、Apocalypseとその四人の僕とX-MENは対決する。一方悪魔を手懐けることのできるミュータントSapnaは家出中。

毎度おなじみ、気に入ったシーンや台詞等を紹介。まずは、もう死体寸前の四人の僕の一人となったDeadpoolに対するICE MANの台詞。”I never really liked you.”そうだったのか。しかし、このDeadpool、気持ち悪い。Nightmare before Christmasの蠅の王みたいだ。(Lemireは絶対彼をイメージしているはずだ。)Apocalypseの影響下にあっても冗談は言えるみたいだ。ICEMANを臭い息で唐オた後”Sorry for my bad breath.”で締めくくるのは楽しいね。

もう一人、Apocalypseの僕に成り下がったのが、COLOSSUS。本家Apocalypseのように、手が伸びるが面白いね。純朴な彼は最後までApocalypseに利用されまくりだな。

サブプロットの見た目の浮「ミュータントSapna。どうもこの娘を騙して悪の世界に引き込もうとするやつがいるみたいだな。折角Sapnaの娘たちが止めようとしているのに、MAGIKが聞く耳を持たない展開もよし。

ExX 12号の最後には、Apocalypseを現代に連れて来てしまうSTORMの選択はどうかな。結果COLOSSUSSはどこか飛ばされてしまったしね。(カイロか?13号の段階でまだ見つかっていない。そう言えばSapnaも見つかってないな。)

続いてExX 13号。話の進行が非常に遅い。Ibanezの画は上手い。特にApocalypseを崇拝する教会建物の中身の装飾や壁画なんか好きだな。ただし味はこれからか。DCの画を見ていても上手い人は沢山いる。問題は味。もちろん、長い目で見てあげないといけないことは重々承知。がんばってね。

NIGHT CRAWLERのApocalypseの従僕に対する態度が残酷過ぎて気になる。敬虔なキリスト教徒の彼らしくない態度だ。ミュータントの大量殺戮を見た後だからなのだが。彼のElfっていうあだ名を久し振りに聞いた。

その彼を気遣うICEMANの冗談は相変わらず楽しいな。
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