アメコミとラーメン

表紙デザインは今月のアメコミの中では一番、Uncanny X-MEN


先週に引き続きX-MEN。今回は、Uncanny X-MEN 13号、14号についてレビュー。

まずは13号から。筋書きをKieron Gillen画をBilly Tanがそれぞれ担当。表紙画はAdam Kubert。Adamの画は好きなんだけど、今回の表紙画のデザインはそれほど好きではない。なので、今回は不採用。テーマ(リーダーCYCLOPSがPhoenix Forceに憑依されている図。)は、良いんだけどね。Billyの画は、そんなに悪くない。というより良いぞ。

AVEGERS vs. X-MEN (”AvX”)5号と同時進行しているらしい。AvX 5号において、月面で両チームがぶつかり合うその瞬間の地球上での出来事が今回のUncanny X-MENの話。地球上に置き去りにされたチームメート、Magneto、STORM、PSYLOCKEらが、月面でのX-MENの健闘を祈るシーンは大したことない。

今回のお気に入り。宇宙から来た殺人ロボットUnitが、X-MENの仲間であるDanger(これもロボット)を操り、脱走を企てる話の方が断然面白い。救世主と呼ばれるミュータントHopeが見つけた若いミュータント達が迄Mされるシーンは、役者の違いを見せつけていて、良い。最後は若いミュータント達は記憶を消されてしまっている。悪役としてのUnitは好きだね。本当に悪だ。

次は、14号。表紙は、Stuart Immonen & Jim Charalampidisの作品。表題にも書いたけど、この表紙のデザインは大好き。最近X-MENによく登場するMr. Sinister。彼が作り上げた地下世界の悪のディズニーランドが素敵だ。一方筋書きをKieron Gillen画をDustin Weaverが担当。今回はX-MENは登場しない。Mr. Sinisterのみが登場。彼のクローンだけの地下世界での生活。

Dustinの画は凄い。名前は聞いたことがあったが、どうやらX-MEN Legacy 226号、227号も描いていたらしい。覚えてない。しまったこんな素晴らしい画家をスル―してしまった。表紙も良いのだが、Dustinの悪のディズニーランドの緻密な画が凄い。

今回も気に入っているところを書こう。悪のディズニーランドで、Sinisterは自分自身だけではなく、X-MENのメンバーや敵役のクローンも作っている。Sabretoothのクローンが番犬役ってところがおもろい。

最後のオチも良し。ちゃっかり、Jean GreyというかMadelyn Priorのクローンを作って自分の回りに侍らせてるんだな。てっきり女は嫌いかと思ってた。(そんな台詞が本編にあり。)

そう言えば、このUncanny X-MEN、去年1号から再スタートしたのに、また今度はAll New X-MENてタイトルで再再スタートするらしい。Marvelの経営陣は、DCの再スタートの成功がよほどこたえたと見える。
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