X-MENその78
今回は、形容詞のつかないX-MEN 28号、29号のレビュー。添付画像は、28号のもの。中身も描いているWill Conradの手による作品。画面上段のSkrull星人が変身したCOLOSSUSS、STORMそして、MAGIK(か?実際本編に出てこないしわかんないよ。)がかっちょ良い。構図はそれほど好きではないんだけどね。Willの画を前回(今年の1月の終わり)も褒めているな。この時と感想は同じ。基礎がしっかりとしている。味はまだまだ。
筋書きはVictor Gischlerが担当。話は地球人の子供を人質に取られ渋々Skurull星人の手先となるPIXIEとSkrull星人の悪巧みに巻き込まれるSPIDER-MANの活躍。
最近のこのBlogのパターンを踏襲して、今回も気に入っているところを書こう。まずは、今回の主人公PIXIE。最近のおいらのお気に入りのキャラの一人。どこかEXCALOBURのMegganに似てるんだよね。ちなみに名前も同じ。一番若いX-MENのメンバーである彼女が、窮地の中で、リーダーシップを発揮するところは大好き。リーダーシップは上下関係がなくても発揮できるんだよね。(難しいことだけど。)SPIDER-MANが彼女をうまく手助けしている所も見逃せない。
今回の悪役Skrull星人。変身能力を持つ宇宙人だが、今回出てくるやつらは、どこか間が抜けていて、憎めないやつら。単純に故郷に帰りたいだけ。(一人だけ本当の悪がいるのだが)確かに、FANTASTIC FOURの住んでいる基地や、SPIDER-MANことPeter Parkerの勤めているHorizon Labへ不正侵入し、盗みを働くのは悪いことなのだが。
人質に取られている小さな子供が、SPIDER-MANに対して、「あんたは社会の敵だよって、ニューヨークの市長が言ってたよ。」って叫ぶシーンは好き。信用されてないね。
結局、どこか抜けているSkrull星人は無事故郷へ帰ることができるのだが、(機転を利かせたPIXIEのお陰)彼らは、威張り散らしていた悪のSkrull星人にお仕置きしようと計画するシーンも好きだな。
一方、気に入らないのは、SPIDER-MANの現在のArc(複数話完結の話)にも出てくるような、ちっちゃなロボット(Nanobot)が全然関係ないこの話にも出てくる。マイミクの一人も書いているけど、同じような話が多過ぎだよ。
あ、忘れてた。先週のX-FACTORの回で一点、見落としていたことを追加。2個目の画像で、日本の漫画で良く使う「迫力線」(中心に向かって線が放射状に描かれているもの)を表紙を担当しているDavid Yardinも活用している。アメコミにしては、珍しい。日本人のおいらにゃあまりに普通すぎてスル―していた。
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