アメコミとラーメン

また感涙、Friendly Neighborhood SPIDER-MAN 35号、36号



最近は品質でAmazingを脅かしているFriendly Neighborhood SPIDER-MAN (FNS)。35(11) 、36(12)号をレビュー。(Legacy Numberとカッコ内が2019年再発売してからの号数)

筋書きをTom Taylor、35号の画をJuan Cabal、36号の画をPere Perez、インクをJay Leistenが担当。添付画像は35号の表紙。

先月も紹介したBring on the bad guys variant.今回はSPIDER-MANの最初の敵、Burglar。Greg Hildebrandtの作品。彼(同業の双子の兄か弟がいて亡くなっている。)はこれまでもMarvelの表紙を1970年代から沢山手鰍ッてきた。そういう意味では貴重な表紙。しかし、彼のSPIDER-MANはあまり好きではない。

いつも通り粗筋。35号から。Marvel夏のイベントWar of the Realmsの余波から街にトロルが溢れている。SPIDER-MAN ことPeterは退治した後バタンキュー。Mary Jane (“MJ”)はもう一人のトロルに出くわす。続いて36号。川の上の船が火災に。乗客を助けるため船上で活動するSPIDER-MANは刺客に銃撃される。

まずは、35号。Peterの眠そうな台詞。”Trolls live in the dark. Your Friendly Neighborhood SPIDER-MAN, not so much.”これが、その後のMJの活躍の伏線になるとは。

昔からMJを知っている人が頷くPeterのMJに対する絶対の信頼の言葉。”MJ doesn’t stand around. MJ lifts the people around her.”困った人を遠巻きに見ているだけでなく、手を貸してあげる。もしくは、その人の気持ちを明るくするみたいな感じか。オイラはこの台詞に涙してしまった。

もう一つ寝ているはずのPeterがMJを助けたと思いきやMiles Moralesだったのも良いな。

次にFNS 36号。SPIDER-MANが助けを求め知人の警察官に連絡する手段は公衆電話。それもコレクトコール。携帯世代に通じるか。だけど、携帯世代も公衆電話を使えないと災害時に困るな。

ちょっと腑に落ちないのは、SPIDER-MANが命を狙われるのは3度目。用心しろよ。

そして、笑ったのは銃撃の犯人とSPIDER-MANの会話。S “I’m going to bite you.” 犯人 ”Youdon’t do that.” S ”I do. But it’s a secret. Because I’ve eaten everyone who knows it.”彼の冗談にしては、凄く知的。駄洒落じゃない。もしかしたら、これまで聞いた彼の冗談で一番面白いかもしれない。

物語はニューヨークの地下にある世界Under Yorkでの戦いへと進む。ちょっとFANTASTIC FOURの力を借りるのが許せないけど。
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