1995~1996年のX-MEN関連のお祭りAge of Apocalypse (“AoA”)の後日談なのか前日談なのかの、AoA 1号~3号についてレビュー。
筋書きをFabien Nicieza、画をGerando Sandovalがそれぞれ担当。添付画像は1号の表紙でSandovalが描いている。ROGUEの表情が良いな。
粗筋から、神となったDr. Doomの下でこの世界を統治しているのはApocalypse。その下に4人の部下がいて、それ以外にもApocalypseに従っているCYCLOPS等らのElite Mutant Forceがいる。人類は強制収容所にて労働力となっている。一方X-MENはApocalypseの統治に対しテロ活動で対抗している。この辺は昔の作品と変わらず。今回の中心人物は何故か末\力を持つミュータントDoug Ramsey。そして何故かX-MENもApocalypseもDougが特別な存在であると認識している。だが、何故なのかは、わかっていない。
恒例のお気に入りのシーン台詞等を順不同に紹介。Sandovalの画。昔のAoAを描いていたJoe Madureiraの画そっくりだ。だけど、上手いから許す。AoA 1号の最終ページのMagnetoとX-MENのシーンがカッチョ良い。因みにその時のCYCLOPS達に対するMagnetoの台詞も良し。即ち”Please resist us.”2号のCYCLOPSとBLINKの戦いも迫力あり。
Dougの末\力を描いているシーンが好き。何気ない台詞の中の文字が組み合わさって、徐々に違う言葉に組み直されていくシーンが印象的。組み合わさった言葉は、”The virus will wipe out all mutants.”。虐げられている人類側がウィルスを使ってミュータントに反撃しようとしているんだね。
Dougの末\力は凄い。CYCLOPSの弟HAVOKへの嫌悪や自分自身に対する嫌悪さえも分かってしまう。怪我をしたHAVOKがいっそのこと死んでしまった方が良いと思っているCYCLOPSは良いね。
Apocalypseに仕える振りをして、裏切っているDanvers(元々Captain Marvel)も良いな。裏切り、裏切られの世界が楽しい。X-MENとして戦っているけど、ROGUEはMagnetoのこと嫌悪しているとかもね。
ミュータントに対する人類の最終兵器を知ったApocalypseの台詞は長いがカッチョ良い。一番のャCントは、”Kill us if you can or die trying.”
気に食わないところ。登場人物が多くて、誰だかわからない。例えばX-MENの一人BURNERってSUNFIREのこと?AoA 2号の表紙の女性もわからんな。登場人物が多すぎるんだよね。勿体ない。もっと少なくして、話を一点に集中してほしいかな。
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