アメコミとラーメン

生きていたのか、Astonishing X-MEN 1, 2号


X-MENの付くタイトルとしては3番目のAstonishing X-MEN (“AX”)1、2号を読み終えたのでレビュー。

筋書きをCharles Souleと画を1号の画をJim Cheung、2号の画をMike Deodato Jr.が、インクを多数、1号の彩色をRichard Isanoveが担当。添付画像はAX 1号の表紙。Cheungはちょっと前のSPIDER-MANのClone Conspiracyで一皮むけた印象。今回もその勢いで非常に品質の高い画を描いている。よっぽど蜘蛛が気にいったのか、Shadow Kingの腰から下は蜘蛛だ。

その余韻も冷めぬまま、AX 2号でDeodato Jr.がCheungの画が屁でもないような凄い画を見せてくれて、眼福。Uncanny X-MEN 136号のPHOENIXの死をEmmaに変えて描かれている図がクライマックス。凄い。

次に粗筋。ロンドンに居るPSYLOCKEを Shadow Kingが突如襲う。彼女は巨大な蝶となり、彼女の周りの人間を精神的に襲う。どうやら、PSYLOCKEはShadow Kingのアンプの役割を果たしているようだ。近くにいたX-MENの面々は彼女を助ける。そして、Shadow Kingと戦うため、アストラル界へX-MENが送られることになった。

今回も、気に入った場面や、台詞を紹介。PSYLOCKEから奪い取った巨大なエネルギーを無力化するためBISHOPへと受け渡したROGUEのキス。このシーンが綺麗。AX 1号での山場だな。

綺麗と言えば、他のX-MENへ救いを求めるためのPSYLOCKEの分身が蝶。これが綺麗。おいら自身あまり、彩色担当に興味がなかったが、この人が絡むと画が豪華になるというIsanoveが今回も良い仕事をしている。

そして、標題の生きていたのかは、Charles Xavier教授。アストラル界にいるから、生物学的に生きているかは何とも言えないけど。そして、Shadow Kingに囚われているという設定も面白い。

AX 2号の出だしは、アストラル界でX-MEN達を過去の記憶に中に捕らえようと、Shadow Kingが試みている。死んでしまったMadrox、CYCLOPS(絶対死んでないはず。)、Jean Grey等が出ているが、生きているメンバーもいて、最初よくわからなかった。

そして、もっとわからないのが、BEASTがRavenに途中で変わってしまったこと。これは、囚われているX教授が、Shadow Kingを騙しているのか。

そして、Shadow KingとX教授との取り決め。X教授が勝てば、X教授がX-MENを殺すというもの。面白い。3号以降どうなるんだ。

Shadow Kingが邪悪過ぎて、個人的にはShadow Kingの出ている話はどれも好きではないのだが、この話は好き。
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