アメコミとラーメン

何が起こっているかよくわからない、Phoenix Resurrection



期待せずに読み始めたPhoenix Resurrectionの前半を読み終えたのでレビュー。

筋書をMatthew Rosenberg 、1号の画をLenil Francis Yu、2号の画をCarlos Pacheco、3号の画をJoe Bennetが担当。添付画像は1号のvariant cover。In-Hyuk Leeという人が描いている。Jean Greyがメチャメチャ可愛い。2号以降の表紙も良いので、もし4号以降をレビューすることにしたらその時掲載する。Pachecoの画が良いな。

早速粗筋から。ニューヨーク州の小さな町でミュータントが起こしたと思われるおかしな事件が発生。時を同じくして全世界で異常な現象が起こっている。調査するX-MEN。同時進行で、別の町で暮らす、死んだはずのそれも若いJean Greyの話が進む。その町に住む人々はScott Summers、Sean Cassidy、Jaimie Madroxといった面々。彼女は悪夢に悩まされている。

3号まで読んだが、何が起こっているか良く分からない。X-MENが事件に向かうと、過去に死んだ人たちが蘇っているように読める。

1号ではSabretoothが会議の席で疑問を述べたことでKittyに嫌われたと言ったことに対し、WOLVERINEが”She’s already hated you.”とサラッと言ったところぐらいしか、気の利いた台詞はない。

2号では、若いJeanの先生がClaremontというのがファンの心をくすぐるな。X-MEN中興の祖Chris Claremontのこと。3号ではCockrum Hill Cemeteryというのも出てきた。こちらも中興の祖、Dave Cockrumのこと。

2号ではICE MANの冗談が光っていた。特にCABLEとの絡みが良かったのだが、Cerebroが原因不明の故障を起こし、操っていたCABLEが唐黷ス時のICE MAN。”Now we’re out of psychics.”。テレパシーを使える人間は在庫切れみたいな感じ。それからPhoenixを探すなら、アリゾナ州だよってのもあった。アリゾナ州にはフェニックスという街がある。こちらは、それ程面白くないのだが、面白くないことが、その後の会話に繋がっていく。

3号ではテレパシーを使える人間ということで、X-MENの敵役に戻ったEmma Frostの元へ向かったKitty他の面々。EmmaのKittyに対する嫌味が面白いかな。昔はうぶだったのにみたいな。

EmmaがJean Greyがいるとすればニューメキシコにいるって断言するシーンも良い。Scottと親密だった時、時々Scottの心が離れた時に彼が思い出すのがそこだってやつ。Emmaの嫉妬が感じられる台詞。そして、それを臆することもなく話す彼女が凄い。やっぱりこのキャラ好きだわ。
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