
今回はちょっと短め。Amazing SPIDER-MAN (“ASM”) The Sins of Norman Osbornを読み終えたのでレビュー。この日到着した御用達からのメールによると、発送されたASMが記念号850号を含め何と4冊も到着するらしい。なのでケチケチ読むことない。
筋書をNick Spencer、画をFederico Vincentiniが担当。添付画像はCasanovasによるvariant cover。光を上手く使っていて、結構良い感じ。蜘蛛糸に捕らわれた蜘蛛の力をもつものの図。蜘蛛糸は運命を暗示するのか、蜘蛛の力なのかはわからない。一方、Vincentiniの画はまだまだ荒っぽいな。下手ではないと思うが。特にMarvelの精神疾患を持つ犯罪者を集めた施設Raven Croftの看守はJ Jonah Jamesonと似ていて勘違いした。
粗筋をサクッと紹介。ASM848号からの続き。Raven Croftを牛耳るNorman Osborn。Sin-eaterと彼の信者からNormanを救出するためる潜入したSPIDER-MAN。Madam Webや蜘蛛の力を持つヒーローはそれを止めようとする。
気に入ったシーンや台詞等を紹介。Normanの台詞が辛辣かつムカつく。”You’re not terribly good at saving anyone when it really matters at least in my experience.” Gwenを殺した張本人なのにね。どの口が言う。
Normanは助勢を断るが、彼に選択肢が与えられたわけではない。いつになく、Peterは強気だ。
Normanの計画の一部を小出しで読者に伝えるやり方が良いな。流石Spencer。しかし、彼の計画の全貌はまだわからない。そう言えば、彼はASMの担当を去るらしい。寂しいが、常に新鮮な話を読みたいオイラとしては良い潮時と納得した。Slottのように長く居座るとろくなことはない。
Mr. Negativeの再登場が良かった。(すぐSin-eaterに力を奪われてしまうが。)それからDr. Kafkaが何故か生き返っている。蘇らせるのなら殺さないでほしい。