前の家の庭から唯一持ってきた黄色い薔薇。
母が亡くなった冬の頃から急に咲き始めて。
・・・以前から咲いていたのかも知れないけど、そういうのに興味がなかった私はその存在に全く気付かなくて、母が亡くなった年に黄色い花が咲いて・・・何か、見守ってくれてる気がして。
だから唯一それだけ掘って根っこごと持ってきたんだよね。
前の家にあった時は一輪か二輪くらいしか咲かなくて、樹も二本から枝が出てる感じだったんだぁ。
持ってきた当初も「一本はもう枯れてだめかもしれないね」なんて言ってたんだけど。
それでもこちらの家の方が「枯らしちゃいけない」と守ってくれて。
春になって「枯れなかったよ」って。
で、こんなに元気になってたくさんの花が咲き蕾もいっぱい付けています。
この薔薇は形見みたいな感じなので、こんなに元気になってくれたって事は向こうで楽しく花を育ててるのかもしれないです。