annaのLIFE & LIKE

おうちが趣味!の のんびりまったりブログ

たま~に少し激しいかも?

実写版 美女と野獣

2017-06-21 22:53:00 | 映画・DVD
学生の時からずーっと大好きな美女と野獣の、実写版をようやく見に行かれました。

ストーリーの一部がアニメとは違っていたり、新しい歌があったり、新鮮な気持ちで見られとても楽しかったです。
朝の挨拶や愛の芽生えなど、歌詞を覚えるほどよく知っている歌の和訳がアニメとは違うところもあり、一緒に口ずさめない部分があったのは若干残念でしたが笑

私の感動したシーンは、もちろん全編に渡りそうなのですが特に、
ワードローブ夫人とピアノの彼が後半の村人達との戦いの時にロビーで「ようやく会えた!」と喜びあうシーン。
ずっと2人でひとつみたいに暮らしてきたのに道具になってからは離れ離れにされて切なかったろうなー…と、じわり。



あとは終盤、バラが全て散ってみんなが物言わぬ無機物になっていくシーン、ここも本当に泣けました。
仲間達がどんどん動かなくなるのをどこか受け入れているような、諦めているような、一人ひとり順番にすっと魂が抜けていく様子が切なく、悲しかったです。





そしてそんな中、何をおいても一番にこの実写版の素晴らしかったと感じるところは、ハッピーエンドが長いこと!

傷を受け倒れた野獣に「愛してるわ」をベルが言って、魔女が来て、魔法が解けて野獣が王子様になって、お城に光が差して、銅像やら壁やらが美しい姿に戻って、ルミエール達がそれぞれとっても素敵な演出で元の人間に戻って、お城でのダンスパーティがあって、仲良く踊りながらベルが「またヒゲもじゃに生やしてみたら?」っていたずら顔で笑って、野獣改め王子様が「ははっ」って



!!最高かよ!!




嬉しいよー!
一生ハッピーエンドが終わらないの、もう大好きすぎるよー!



いやこれはもう常々思っていた不満なのですが、
ディズニーの映画のよくないところの一つに、ハッピーになってからのエンディングが短い、ということが挙げられるのではないかと思うんです。
これはかなり由々しき問題で、私の好きな美女と野獣(アニメ)も、リロアンドスティッチも、ズートピアも、ライオンキングも、ハッピーエンドが全然足りなーい!!
アナ雪もスケートしたと思ったら終わったし、モンスターズインクもラストがあっけないほど短く、感動している暇もなくコミカルなエンディングに切り替わる。
これはディズニーが、というよりアニメ作品の宿命なのかもしれませんが、私にとってはこれがもう寂しくて。
まだ幸せで切ない気持ちにどっぷり浸っていたいと思っている自分が置いてけぼりになるような、そんな寂しい気持ちがあって。
ディズニーの映画は全体的に好きな方ではありますが、ここがとにかく本当に残念だと思っていました。


永遠に幸せに暮らしましたとさ、はーいおっしまい。

…じゃなくてさ、その永遠に幸せに暮らしてるところが見てたいんだよ!!永遠を永遠に見てたいんだよーーー!



と、そこにきて今回の実写版ですよ!

もうこれでもかーって幸せが畳み掛けてくる感じ、素晴らしかった。幸せすぎてニヤニヤしながらずーっと泣いたよ。
ベルと王子とルミエール、
ベルと王子とコグスワーズ、
ベルと王子とポット夫人、
ベルと王子と…右みて左みてとにかくどこもかしこもハッピーライフハッピーホーム


うーん、笑みが治らない



なんにせよ、やっぱり音楽も美術も最高だし、キャラクターも展開も素敵で、欲を言えば本の部屋に案内するのはアニメと同じように目隠しして手を引いて…が良かったですが、全体的に大大大満足でした。


そうそう、
アニメではガストンの子分というイメージしかなかったルーフゥでしたが、実写版では良いやつで終わりましたね。
ベルのお父さんを木にくくりつけたガストンに、ルーフゥが「できれば違う方法を考えない?例えばもっと…身の毛のよだたないやつ」 っていうセリフがあったんですが、この言い方とかがなんかとても好きでした。いい意味でルーフゥらしくないというか、根は良いやつ感が出ていてここもとても良い展開だったと思います。




それにしてもガストンずるいよー、なんでこんなイケメンを起用してしまったのか!

ガストンって、
「なんでこんなアホでガサツで顔も濃いだけで全然良くないのに、こんなに村人達にモテるのか。こいつら(村人)全員どうなってんの」
っていうのが良いのにー!
アニメの時みたく、村人全員フシ穴、なのがあほらしくて最高なのに。
どうにもなんねーなここんちの村、っていう、このメンバーとの天秤ならベルもなんの未練もなく城に嫁に行けるわ、ってところが良いのに…!

しかし今回みたいにこんなにガストンがイケメンだと、
「別にあんなに躍起になってベルに振り向いてもらえなくても良くね?よりどりみどり、引く手数多じゃね?」
って思ってしまう。
なにもさ、ベルみたいなさ、こんな変わり者のさ、こぶ(父)つきの、自分のことを嫌っているような女の子をあえて選ぶ必要ないでしょキミ、っていう。

だめだよーイケメンだめだよー
イケメンだとさ、イタイ感とか不憫感がないから、なんか逆に惜しいというか。

なんとまぁ悪役に徹してしまっているではないか…



褒めているようで褒めてないけど、私はガストンも込みで美女と野獣が好きなわけではないからよし。







そんなわけで、

今回は実写ということもあり、娘とではなく一人で観たのですが、おひとりさま映画もやっぱり楽しいですねー。
またチャンスといい映画があったらおひとりさま…しちゃおうかな!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする