<あなたへの手紙…!>

加齢と比例し記憶は薄れ身体能力は欠ける日々
模索しながら、頑張って登る八十路坂その生活を備忘録を
ここに綴ります!

原爆図

2007年01月27日 | 日記
きのう原爆の図 丸木美術館へいった。
国道407号線から254号線へと車を走らせ東松山市の
都幾川の流れに沿った所に目的の美術館はあった。

丸木位里・ 丸木俊 夫妻が共同で描かれた原爆惨画の
水墨画である.
夫妻の体験を元に30年を要して描かれ
一部~十四部にかけて壁一面にかかれた原爆惨事・・・

一部の「幽霊」と題された説明には、始めに(幽霊の行列)と言う言葉から始まる…それは被爆者の行列の絵図である

【ふるる物なべて熱く焼けこげぬ爛れし身体原爆図を見む】 

丸木俊さんは晩年、命の尊さをいつくしむように、身近な草花などを描き、
子供の絵本を作成されるなど、慈愛に満ちた優しさを示しておられたようで
それがこの丸木美術館にも生きていました。…それは

順位に沿って見て行くと裏二階へ続く階段があり<ご自由に>と書いてある。
早速上がって見ると……!ご夫妻の書斎だった様子都幾川に面した
10畳程の部屋には,窓側には長い机が置かれクレヨン色鉛筆スケッチブックが
あり誰でも絵を描けて楽しめる。壁際の書棚には書籍でいっぱい・・・・・
そして畳の中央には電気カーペット電気炬燵が用意され卓の上には
お茶菓子が「ご自由にどうぞ」と、置いてあるその心使いに暖かさを
感じ、ついつい長居してしまった。

長崎で被爆し原爆手帳をもっている友人がいる。とってもステキな
マダム調の彼女であったが、投薬も増え、ついに背骨が3本潰れてしまい
身長が9cm縮んでしまったと嘆く!

【背は丸まり身の丈三寸縮みしと嘆きて原爆手張を示す】
   二度と戦争を起こしてはいけない!

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