油彩 少女(孫10才) F8号
富良野「五郎ちゃんのトタン屋根の家」です。
この八月は、猛暑酷暑厳暑今までにない暑い日が続き、熱帯夜が続きます。
本当に暑いですね エアコンのタイマーをかけ、その後も暑い
場合は、二階の寝室の窓を少し開きます。
お隣りの犬も寝苦しいのか、鎖をずずずずと引きずる音が聞え耳障りで
その内、夜が明けてしまいました。
【隣りやの犬の引きずる鎖の音闇の夜すぎゆく熱帯夜かな】
<読売新聞特賞入選歌>
女孫<小4>から、こんなメールが届きました。
「暑いねおばぁちゃん大丈夫…!
おでこにね!熱冷ましシートを張って、ホレー剤をタオルに
巻いて、首にあててね!でも熱冷ましシートは、後で頭がガンガンするから
長く張らないでね・・・!」来週遊びにいっていい・・・!
女の子は優しくて事あるごとに、いつも、心配してくれます。
【炎天下この街を装ふ目もあやに向日葵の咲く市道のかたへに】
今週、女孫が遊びに来ます。体調を万全にして置かなくてはと、今朝一番に
マッサージを受けてきました。若いつもりが、いつの間にか時々肩凝りに腰痛
また、目が霞んだり、耳が遠くなったり・・・!と
こんな事が老いの始まりでしょうか?
しかし、現代医学は、白内障の手術も日帰りで出来るようになり、
補聴器も特注がかない・・・・・日本人の寿命も延びてきました。
「文芸春秋」<老いること、死ぬこと>石原慎太郎&瀬戸内寂聴氏の対談を
興味深く読みました。
「男にとって年を取るほど、女性は官能的なものになって来る!」
それはセックスのうんぬんではなくて・・・・・
「きれいな女だなぁ、若くていいなぁ!きれいなおしりだなぁ!と
感じる事が若い頃より敏感になったな。」 と石原氏!
「芸術はエロスだと思う、エロスの匂いのないものはいやなの?」
「女をを見てきれいだなぁ!と思うのは、ワクワクしている証拠・・・!
それがなくなったら駄目である。」 と寂聴さん!
長生きし過ぎると、人は孤独になる、
回りのいい男がみんな死んでしまうから・・・!とこれも寂聴さん
なるほど。。。。。
年をとれば取るほど自分の存在の意味の重さを感じ,肉体が老化し衰弱して
いくわけだから、それが精神に跳ね返ってくる。いかに美しく歳を取るか
これからの私の課題である。
賢才なハイブローの慎太郎、寂聴 おふたりの凄い死生観を
纏める事は到底出来ない私だが。。。。。
私は老いてこそ人生・・・
あぁ!心身ともに美しくあらねば・・・明日は孫が来る。