<あなたへの手紙…!>

加齢と比例し記憶は薄れ身体能力は欠ける日々
模索しながら、頑張って登る八十路坂その生活を備忘録を
ここに綴ります!

自分史・・・!⑪えぇ?難病・・・

2008年02月18日 | 日記

             
                  (枝垂れ梅) 

        【残雪の静もる庭に枝垂れ咲く治まりがたく梅のしらはな】


        三日後結果を聞きに再度病院を尋ねました。
     40歳代の医師は淡々と、胸部X線の真白き病巣を指し・・・!

    【担当医「難病です」と無表情机の上にコスモス飾るも】

「<サルコイドーシス>という原因不明の疾患です。多岐にわたり検査しましたが
胸部X 線・CT 所見から、貴方の場合両側肺門リンパ節に病巣がみられます。
念の為・・・肺部分の肉芽腫を 8日後採らせて下さい。」 と
   またまた淡々と無表情で澄ました顔でいう・・・!

「胸部を8cm切除します」

「それは療法なのですか?まだ検査なのですか?」

「原因不明のため根治療法はありません。
     治療の第一選択薬はステロイドホルモンになります。」

私は始めて聞く病名であり、難病・・・?難病・・・
   頭の中は真っ白・・・・・   

「胸部切除の件は、即、返事は出来ません。一晩考えさせて下さい」

独特な緊張感の中にいるためか、声が震えているのがはっきり解る。

担当医の説明では、この疾患は、両側肺門リンパ節、肺、眼、皮膚に病巣を
作るらしいが・・・私の場合 幸いに 肺、眼、皮膚 神経、筋、心臓、
腎、骨、消化器などの臓器には異常はなかった。

    【待合室の人の流れは冷ややかに告知受けし吾に迫り来る】
  
私は、家族に相談した。
娘夫婦(医師)は、この病気は2~4年で無治療経過観察例の72%は治癒軽快
残りの23%はそのまま継続し、5%は長期経過後増悪で治療を要する。
だから今の時点で・・・!
「開腹し切る必要はない・・・」というのが皆の意見だった。

  “手術”を断るということは、院の治療法に反することで、
       その後の 通院が心細い・・・・・

       病院を変わることとした。

   次の日、早速その趣をいい、このたび検査した全ての
     資料結果をコピーして戴き病院を変わった。
 レントゲン写真からすべてのコピー代 ¥4,000 をその時支払った。
     そして、東京の病院へ移ったのである。


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