汗をかいた衣類をそのままにしていて、
後日見てみたら変色していたという経験はありませんか?
汗の中には様々な物質が含まれているので、そのまま放置しておくと大切な衣類に
取り返しのつかないダメージを与えてしまう場合があります。
今回はそんな『汗による変色』についてのアドバイスです。
◆どうして変色するのか
汗はその約99%が水分で、ごく薄い食塩水にたとえられます。
でも詳しく成分を見てみると、塩化ナトリウム(塩分)の他に、乳酸・尿素・アンモニアなどが入っていて、発汗の程度や発汗部位によって成分の量は変化します。
例えば目につかないくらいの発汗の場合は純水に近いのですが
暑いときなどに大量に発汗する場合は塩分などが濃くなります。
汗が衣類についた後、水分が蒸発して残った成分が変色の原因となります。
特に夏は、汗の量に比例して残留量が多く、成分が変質しやすいので、時間が経過するほど衣類に悪影響を与えてしまいます。
◆黄ばみ・黒ずみの原因は?
皮膚には汗を出す汗腺のほかに皮脂腺があり、
そこから分泌される皮脂が汗と複合した状態で衣類についてしまいます。
その複合した皮脂と汗は、時間が経つにつれ空気中の酸素によって酸化し、
取れにくい黄ばみ・黒ずみになります。
また衣類にしみこんだ皮脂はバクテリアによって分解され、
いやな臭いの原因にもなります。
◆汗だけじゃなく紫外線でも変色します
夏場や日中に、屋外で運動等をして汗をかいたところ、
衣類の色が部分的に変色してしまうことがあります。
これは大量の汗と強い紫外線(日光)の複合作用が原因と思われます。
汗の成分には、染料に影響して染料の発色分子を壊してしまったり
染料が繊維に結びついている力を弱めたりするものがあります。
その影響はすぐに表面化することは少ないのですが、汗で濡れている状態の衣類に紫外線が当たると染料の発色力・結合力の破壊が急速に進んで変色してしまうのです。
この変色は、紫外線の当たった衣類の表側のみに起こるのが特徴です。
◆変色させない為には・・・
時間が経過すると汗の成分が蓄積し、衣類に悪影響を及ぼします。
汗をかいたらそのまま放置せず、早めに水洗いするのがポイントです。
クリーニングに出す場合は水溶性の汚れをスッキリ落とす「ランドリー」や「ウエットクリーニング」がお勧めです。
特に「ウエット」は強力な水洗いの「ランドリー」に比べてソフトな水洗いなので
デリケートな衣類のクリーニングとして活躍しています。
※素材によっては水洗いできない物がありますので、取扱い絵表示をご確認の上、クリーニング店に相談しましょう。
◆すぐに洗えない場合は・・・
●着用での工夫
汗をかいてもすぐにお洗濯できない場合や、大切な衣類を汗から守るには
衣類に汗が直接つかない工夫をしましょう。
汗をかきやすい脇の下には汗取りパットを使ったり、インナー・肌着(下着)などを
ご着用頂くことをお勧めします。
ノースリーブ用の汗取りパットもあるので
用途によって使いわけるといいでしょう。
●着用後のお手入れ
水で濡らして絞ったタオルを2枚用意し、汗がしみている部分をはさむように両側からおさえて、タオルに汗を移し取ります。
汗がしみている周囲から中心に向けて汗が広がらないようにおさえていくのがコツです。
※汗が乾かないうちに対処するのがポイント。脱いだらすぐにお手入れしましょう。
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