メジャーねえ・・・・・・

海の向こうのメジャーリーグ。

どんなにすごい選手が揃っていて、
どんなにすごいプレーが見られるリーグなのだろう！

そんなことを思ったのは、遠い昔。

ヤンキースやレッドソックスなどの一部のチームを除いたレベル、
どうなのかと首をかしげてしまうような光景が繰り広げられています、
今行われている『メジャーリーグ開幕シリーズ』。

まあ、
日本人になじみがあるとはいえ、
マリナーズとアスレチックスは、
アメリカ風にいうと【ドアマット】球団に間違いはありません。
全米中で話題になることは、
ほとんどない球団です。

特にシアトルは、
言ってはなんですが日本で言うと、
２０００年以降の広島、横浜といった感じ。

早々とペナント争いからは置いていかれてしまっているチームです。

イチローは確かにスーパースターですが、
日本で思われているほど、
『いつも話題に上る』
『全米中の子供の大ヒーロー』
という位置づけではありません。

そんなシアトルですが、
それにしても今闘っているチームは、
『メジャーの片りんも見せてくれない』
チームに思えてしまいますね。

コンディションは、
開幕を週末に控えてＭＡＸに上がっていなければならない時期でしょう。
それでこの試合ぶりでは、
正直『話にならない』と言われても仕方がないかもしれませんね。


まあ、この状態、
サッカーに比較してみれば、
よくわかりますね。

日本のＪリーグを制したチームは、
イタリアやスペインリーグの下位チームとやれば、
十分戦えるどころか勝ってしまいますもんね。

同じことを野球にも当てはめれば、
巨人や阪神というチームが戦えば、
シアトルやオークランドあたりのチームとは互角以上に戦えるってことなんですね。

考えてみれば、
去年のＳＢなんか、
絶対にシアトルやオークランドあたりにはボコ勝ちしそうですもんね。

ワタシなども、
頭の中身を切り替える必要があるってことなんでしょう。

どうも【メジャー】と聞くと『強い』『かなわない』という思いしか湧き上がってこないのですが、
それが当てはまるのはもはや、
『メジャーでも上位のチーム』だけなのかもしれませんね。

寂しいけど、それが現実のような気がします。

『だけどその中で実力を発揮できない日本のスーパースタークラスの選手が多いじゃないか！』
という声も聞こえてきそうですが、
これは単にその選手がＭＬＢという野球やシステムにアジャストできなかった、
ということなんじゃないでしょうかね。

なんか試しに、
シアトルあたりのチームをまるまる１シーズン日本に持ってきて、
試合させてみたいですね。

いいところ３位ぐらいじゃないかな、セ・リーグに入ってもパ・リーグに入っても。

これほどメジャーを感じさせてくれないメジャーリーガーたち。
果たして開幕戦は盛り上がるのでしょうか。