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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲3月場所 まさかの高安が、優勝へ驀進?!

2021年03月22日 | 相撲

大相撲3月場所は中日8日目。

前日までは、
大関を狙う関脇・照ノ富士を中心に1敗が3人、
追う2敗に7人が並ぶという混戦模様を呈していましたが、
この8日目はまさかの展開でした。

なんとなんと。。。。。

1敗、2敗の力士10人のうち、
勝ったのは「1敗対決」で照ノ富士を破った高安のみ。
後の9人は、
誰もかれもが次々に敗れて、
なんと1日経ってみたら、

1敗 高安
2敗 照ノ富士、千代の国

になっちゃっていました。

大関の朝乃山も、
例によって「完敗」で大栄翔に突き出されてしまい、
大関はそろって3敗以下。

関脇も照ノ富士が2敗、敗れた隆の勝は3敗となって、
小結の高安の1敗ががぜん光り輝いて見えちゃっています。

まあ、こんなこったから、
白鵬に「俺に続く力士が育っていないので、引退できない」
なんていわれちゃうんだよなあ、まったく。

まあしかし、
最近の場所では毎度のことではありますが、
優勝争いが混戦となるのは、
見ていて面白いことではありますけどね。

今場所の優勝ラインは3敗、
ひょっとすると4敗まで落ちてくる可能性もありとみていますから、
まだまだここから這い上がってくる力士も多いと思います。

どの力士も優勝目指して、
頑張ってほしいところではありますね。

しかし今や、
役力士は完全に「実力は対等」としてみなければいけないようですね。
大関も、関脇も、小結も、
その実力に差はないようですね。
優勝するのは、その場所で勢いを得た力士・・・・・ってことでしょう。
誰もが大関に上がるチャンスもあるし、
大関から下がる可能性も、
十分にあるという事。

大関にま~ったく強さを感じないっていうのも、
こりゃ問題だと思いますけどね。

先場所は大栄翔が勢いを得て優勝に輝きました。
この3月場所は例年「荒れる大阪」なんていわれてあれる場所の代名詞にもなっていましたが、
今年は両国開催にもかかわらず「荒れる春場所」になりそうです。

実力では圧倒的に照ノ富士だと思うんだけど、
なんだか少し、受けの相撲が目立って、
強引な決まり方が多いのが不安材料ですね。

高安の初優勝かあ。。。。。

結婚して子供もできて、
励みになることは多いもんね。
頑張ってほしいです。

稀勢さん、
たくさん胸出してやってね!

という事で残り一週間。
甲子園に大相撲と、
ナニワの春は盛り上がりまっせ~~~。


*そういえば土曜日の大相撲中継。押し相撲の話題の中、麒麟児と富士桜の”あの”取り組みが紹介されていました。この二人の取り組み、そりゃあ「昭和の名勝負」の一つにもいつも取り上げられ、昭和天皇の「天覧相撲」の際にはわざわざこの取り組みを組んだといわれているほど観客をコーフンのるつぼに叩き込んでくれる取り組みでした。今こんな、「この取り組みだと聞いただけでコーフンしてくる」取り組みなんて、どこを探してもありません。昨日の十両、宇良と炎鵬の相撲は、これからそうなるかもしれないけどね。その放送の中でNHKの看板アナ、太田アナが「このころ、両力士は何歳ぐらいだったんだろうね?」なんて聞かれて、まったく答えられなかったのはちょっと残念でした。まあ若いアナですから仕方がありませんが、藤井さんやら吉田さんやらなら、すぐ答えられたでしょうね。このVTRで紹介された相撲、昭和50年の相撲だったんですが、麒麟児はこのとき22歳(あるいは21歳)。だって麒麟児は、古い好角家ならだれでも知っている「花のニッパチ組」なんですから。北の湖・若三杉(のちの若乃花)・麒麟児をさしてこう言われていて、誰もがよく口にした言葉なんですから。(それだけ3人とも若いころから活躍していたってことです。)ちなみに10年後の38年生まれも、北勝海、小錦、北尾らを指して「花のサンパチ組」なんて呼ばれていましたっけね。太田さん、また一つ、勉強しましたね。


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