素晴らしい投手戦

連日プロ野球の話題ばかりですが、ご容赦を。

昨日はセ・リーグ天王山、
甲子園での阪神vsヤクルト最終戦が行われました。

追い詰められた阪神が甲子園に帰ってきて生き返り連勝。
ヤクルトは前日の天王山第1ラウンドで大敗。
何やら「風が変わったか？」と思われる中でのファイナルラウンド。

この日の先発はヤクルトが高橋、
阪神はガンケル。

両投手ともに「エース」の立ち位置ではないものの、
先発する試合ではきっちりと試合を作る好投手。
投げ合いは予想されました。

しかし。。。

ここまで両投手が好投するとは、
ファンならずとも予想できなかったでしょう。
それほどに素晴らしい投手戦でした。

両投手とも、
何だか相手に得点の匂いさえ感じさせてくれないほど、
内外角にキレのある球を投げ込んでいて、
四球から崩れるという事も全く心配いりませんでした。

特に高橋は、
完全に覚醒したと思わせてくれる投球でしたね。
来年は右の奥川、左の高橋という若き左右の両エースで、
ヤクルトの屋台骨を支えてくれそうです。

ガンケルは7回2/3を被安打4、無四球の無失点。
高橋は7回を被安打4、死球1、無四球の無失点。

まさに甲乙つけがたい、
素晴らしい投手戦でしたね。
ワタシも試合を堪能しました。

結局試合は両チーム痛み分けの0－0でのスコアレスドロー。

若干ヤクルトの方が「よかったなあ」という感覚でしょうが、
まだまだ分かりませんよ。
阪神は負けずにプレッシャーをかけていけば、
最後どうなるかは「神のみぞ知る」ところですので、
あきらめずに頑張ってほしいです。

ヤクルトはこの2連戦、
打てませんでしたねえ。

塩見、村上といったところが完全に不調の波にのまれていますから、
ちょっと心配です。
今日からは東京に戻って広島、巨人との4連戦。
流れを持ってこれないとえらいことになりますから、
何とか今日勝って（場合によっては引き分けでもいい）優勝に王手をかけたいところです。

それにしても、
9月からのこのタイトなスケジュールは何よ。。。。と思ってしまいますね。

阪神だって巨人だって広島だって、
適度に休みを挟みながらの日程になっているのに、
ヤクルトだけ9月16日からの5週間で休みはわずか4日ですよ～。

さすがにガソリンが切れてきたというのがありありとわかる現在の戦いぶり。
彼らを支えているのは、
「優勝のために、負けられね～」
という事だけ。

特に打撃陣に疲れが顕著にみられますが、
現在マジック3まで来ていますから、
何とか今週の4試合で星を落とさないようにして、
勝ち切ってほしいと思っています。

そうすればＣSは11月10日からになりますから、
しっかりと疲れを取って短期決戦に臨めると思います。
がんばれ～。


ところで、
昨日ようやく連敗を10で止めてＣＳをほぼ手中に収めた巨人。
しかしながら今朝の新聞では、
長年チームを支えた亀井の引退が報じられました。

貴重なバイプレーヤーとして、
そしてチームリーダーとして多大な貢献をしてきた亀井。
引退しても、
きっといい指導者になっていくことでしょう。
お疲れさまでした。


パ・リーグは、
オリックスが楽天に負けたのかあ。。。

ロッテは残り6試合でのマジック5。
要するに残りを5勝1敗で行ければ優勝ってことですね。

オリックスは残り2試合、
宮城と山本が先発予定ですから、
さすがに落とすことはないでしょう。

ロッテは残り6試合。
うち日ハム戦が4試合、
さらにこれはすべてホームでの試合だけに、
全部取りたいところですね。

あとはホームのＳＢ戦とビジターの楽天戦かあ。
このうちどちらかを最低取らないと・・・・・という事ですが、
ここは打線が踏ん張って「打ち勝つ」試合で優勝を取りに行きたいところですね。
最後の最後まで分からないですよ、これは。

思えばロッテって、
2019年も20年も、
最後の最後でＣＳに行けるのかいけないのか・・・・・
っていう戦いをしてきています。

19年は最後敗れてＣSを逃し、
20年は最後勝ってＣSに進出しています。
さあ、今年はどうなるのか。

昔ロッテが川崎にいた時、
球場のうたい文句は「テレビじゃ見れない川崎劇場」というものでしたが、
こう毎年最後まで激戦を繰り広げるとあっては、
さしずめ「テレビじゃ見れない幕張劇場」って感じですかね。

パ・リーグの「激闘王」は、
ロッテで決まりですね。

さて、結末はどうなるか？

最後の1週間が、
始まります。