ロッテ・佐々木朗希が、
甲子園で行われた阪神との3回戦に先発。
5回4失点で投球を終え、
直後に打線が奮起して逆転。
憧れの甲子園のマウンドで、
プロ入り初勝利を挙げました。
やっぱり”持っている男”は、
舞台の設定も憎いですねえ。
「あこがれ続けた甲子園」のマウンドを初めて踏んだ試合で、
プロ入り初勝利を挙げてしまうんですから。
前回のプロ初先発であった西武戦でもそうだったのですが、
期待された160キロの剛球というよりも、
プロ向きの155キロをしっかり投げ込んでくる”大人の投球”で、
予想よりもずっと「進化が早い」と思ってしまいました。
もう来年の今頃は、
というよりも今年の秋ぐらいには、
しっかりとローテの中心に座っているような気がします。
やっぱり「モノが違う」のは確かですね。
これからどんな成長ぶりを見せてくれるのでしょうか。
そして甲子園から東に500キロ、
こちらの”学生野球の聖地”神宮では、
佐々木の同学年のライバルであるヤクルト・奥川が先発。
こちらも6回を2失点でしっかり締めて、
2勝目を挙げました。
佐々木もそうですが、
奥川も元来制球には自信を持つタイプ。
この日も6回をわずか1四球で切り抜けるあたりが彼の真骨頂ですね。
今年は6回先発していますが、
そのうち3回が無四球、2回が1四球と制球の安定感は際立っています。
ストレートの質の点でまだまだという感じがしますが、
これだけのコントロールを持っていれば、
こちらもまたすぐにでもローテの中心になっていけそうです。
この二人にオリの宮城を加えた”高卒2年目”の3人は、
球界を席巻していく気がしますね。
マスコミお得意の「○○世代」の〇の部分には、
果たしてどんな言葉が入るのでしょうかね。
01年生まれだけに「ミレニアム世代」か?
それとも女子ゴルフのように「黄金世代」「プラチナ世代」って感じですかね。
「佐々木世代」「奥川世代」「宮城世代」っていうのは、
どれもあんまりなじまないような。。。。。。
まさに「プロ野球新世紀」を担う逸材たちですね。
さて、そのプロ野球。
広島がコロナのクラスター発生でこの日久々の試合になったのですが、
今度はその対戦相手である西武にコロナ発生。
チームのキャプテンでもあり、
「彼だけは欠くことができない」といわれる西武の顔、
源田壮亮がコロナ陽性判定。
チームを離脱しました。
そして濃厚接触者とされた7人がこの日はベンチ入りせず。
予告先発であったニールが外れてダーモディに、
そしてレギュラー以外にベンチ入りした野手はわずかに2人という、
「どこぞの部員不足に悩む地方予選の高校野球チーム」っていう風情で、
「試合できるのか?」
と思ってしまいました。
こんな状態なのに、
今日は当日移動での阪神戦。
「ホントにできるんかいな、こんな試合」
と思ってしまいますね。
広島や日ハムの例を見ても、
これから感染は広がりを見せると思いますから、
西武の交流戦はもう、
正常な戦いではなくなっちゃいましたね。
ドツボにはまる恐れ・・・・・というか現実が、
明日から襲ってきそうです。
しかもこんな時に、
首位阪神、2位巨人と続くんだからもう。。。。。。
源田には、
後遺症なく帰ってきてほしいと、
心から思いますね。
それにしても、
げに恐ろしきはコロナ禍よ。
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