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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

プロ野球前半戦終了 優勝は3チームに絞られたが、CS争いは白熱

2017年07月13日 | プロ野球

プロ野球は昨日で前半戦を終了。
つかの間のオールスターブレークに入ります。

とはいってもわずか5日後には、
もう後半戦の火ぶたが切って落とされるのですがね。

しかしながら、
毎年この後半戦の出だしで突っ走るチーム、失速していくチームの差が顕著で、
非常に大切な『第2スタートダッシュ』となります。

ということで、
今年のプロ野球前半戦。

まずセ・リーグは広島が突っ走っています。
2位阪神に8ゲーム差をつけて、
まあ優勝は堅いと言ってもいいでしょうね。

打線の破壊力に加えて、
今年は投手陣の充実が特に目立っています。
若手本格派ぞろいの先発投手陣、
いいですね。

これだけ投打に充実していると、
まず【大失速】はありえないと思いますので、
CSに向けてけが人を出さずに、
このままのペースで突っ走っていくことが重要だと思います。

昨年もすごいと思いましたが、
今年の戦力の充実ぶりには、
驚かされますね。

2位以下の争いは、
まだまだこれからって感じです。

阪神は一時の退潮傾向からは脱したものの、
ここは絶対戦力の不足が気になりますね。

現在貯金は7ですが、
何とか二ケタに引き上げて、
それを維持したい・・・・というのが本音のところなのでは。

広島を追いかけるには、
ちょっと厳しそうな感じがします。

そしてすぐ後ろから、
乗れそうでなんとなく乗り切れないDeNAと、
ようやく地獄から脱出して上がり目の巨人の2チームが追うという展開ですね。

DeNAは戦力的には2位になって何らおかしくないと思いますが、
なんだか乗れそうで乗れない、
イライラした展開の前半戦でしたね。

そうはいっても貯金も2つ作っている今年。
昨年よりはいいと言えなくもないですが。

昨年も後半追い上げて待望のCSをつかみ取りましたから、
今年こそは2位に浮上してCS開催権を取りたいところです。

巨人はやっと地獄からの脱出が成功した感じですね。
オールスター前の9試合を7勝2敗、
しっかりと後半に向けて明るい材料を出してのブレーク入り。

菅野、田口、マイコラスの3本柱は『セ界一』ですから、
あとは4番手以下の先発投手陣の頑張りですかね。
内海に山口俊、
この二人が何とか投げる試合の半分でも勝ってくれたら、
劇的に状況は改善すると思います。

中日は、
ちょっと厳しいかな。

そしてヤクルトは、
話になりませんね。

先発メンバーを並べてみただけで、
『あ~今日も負けだな』
と思わざるを得ない感じです。

ケガ、故障の連鎖、
どうにかならないものでしょうか。


そしてパ・リーグ。

なんといっても楽天が盛り上げてくれています。

前半戦は好調と言ってもまだまだワタシ自身懐疑的でしたが、
今の戦いぶりを見ると、
SBと言えども簡単にはとらえきれないようなチームになってきました。

後半戦の鍵は、
リリーフ陣が前半戦のように好調を維持できるか、ということと、
先発の美馬の状態ですね。

打線は『ぱたりと止まる』ということはないでしょう。
足も使えるし粘りもあるので、
打線自体は調子が落ちても得点力半減・・・・とはならない気がします。

追っていくSBは、
やはりけが人の具合が気になるところ。

前半戦は、
次から次とけが人、故障者が出ましたが、
まったく戦力を落とすことなく貯金23という素晴らしい成績を残しました。

このあたり、ヤクルトとは全く違うところです。

徐々に故障者が戻りだした後半戦、
得意の8月後半~9月の戦いで、
一気に楽天を抜き去りたいところでしょう。

今季は楽天に5勝8敗と負け越し、
いつもはかもにしている西武にも7勝5敗とイマイチ大勝出来ていません。

この両チームにしっかり勝っていければ、
『やっぱりSBが強かった』シーズンとなることが、
容易に予想できます。

さて、
ワタシ自身『ダントツの最下位候補』に上げていた西武。
しかし辻監督になって、
チーム全体に漂う空気とかムードが一変、
3位ながら貯金9と、
最近の数年間からすると考えられないような好調ぶりで前半戦を終えました。

昨年までの、
『勝手に主力と言われるバッターが毎試合好きにブリブリ振り回して、いい時は勝つが負けだすと歯止めがきかない』
というアマチュアチックなチームから、
黄金時代を知る男・辻がしっかりとした野球を指導。
しぶとさが出てきました。

やっと・・・・やっとです、
こういう野球をし始めたの。

源田という『チームが長年待望していた』ショートが入り、
秋山もチームの中でより”生きて”来ました。

浅村・中村はまだ【昨年までの残り香】を漂わせて、
不調の時は犠牲フライすら『よう打たん』状態ですが、
そんな『主軸』に頼らずとも勝てる野球が構築できそうな気配となっています。

今年は端から、
優勝なんぞを狙える年ではありません。
いかにチームの基礎的な部分を修復していけるかという年だと思うので、
CSに出ることができれば万々歳。

来年以降につなげるための、
大事な後半戦になりそうです。

オリックスは浮き沈みの激しいシーズンを送っています。
連勝、連敗を繰り返して、
上がっては下がり、また上がり・・・・・
そんなシーズンですね。

魅力はいっぱいのチームですから、
あとは金子や西あたりの投手陣の踏ん張り次第ですかね。
CS進出の可能性は十分だと思います。

日ハムは、
良くも悪くも大谷に振り回されてしまった年ですね。

今年はもうCS圏外に去っていますから、
大谷にしっかりとリハビリをさせながら、
最終的にはシーズン終了時には正常な状態に持っていきたいところ。

まあ、
たぶん今年はMLBに行くことはないでしょうから、
来年1年間、勝負の年になります。

大丈夫。
車輪が順回転し始めたら、
このチームは強いですから。
来年はもう一度、
日本一が狙っていけると思います。


千葉ロッテ。
泣けてくるようなシーズンになってしまっています。

借金30ですか。
もうどうやっても今シーズンは、
完済とはいかないみたいですね。

伊東監督の去就、
どうなりますかね。


ということで、
セは広島断トツ。
パは楽天とSBの一騎打ち。

そんな前半戦でした。

後半戦もいっちょ、
見事なプレーでファンを魅了しちゃってください。


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