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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第97回全国高校野球選手権大会 第4日 こんな試合があるとは・・・・・

2015年08月09日 | 高校野球

≪第97回全国高校野球選手権大会≫  ~甲子園~

【第4日】

第1試合  津 商 (三重)  9-4  智弁和歌山(和歌山)
第2試合  創成館(長崎)  4×-3  天 理 (奈良)
第3試合  滝川二(兵庫)  4×-3  中 越 (新潟)
第4試合  仙台育英(宮城) 12-1  明 豊 (大分)


日曜日の甲子園。

第1試合から第3試合まで近畿勢が登場するとあって、
またまた前日に続いてたくさんのファンが球場を訪れました。

8時に中継が始まった時に、
すでに満員になった球場を見ると驚きますね。
すごい人気です。
さすがは100年を迎えた高校野球。

高校野球は、
日本の夏の風物詩であり、
日本の文化に外なりません。


そんな中での試合。

第2、第3試合は、
『接戦続き』という今大会の流れを引き継ぎ、
サヨナラでの決着となりました。

第2試合の創成館。
『初の甲子園での勝利をわが手に』
という気合満点の試合でした。

強豪天理に対して、
一歩も引かない試合っぷりは見事。

最後の最後に『4番の仕事』が出て、
強豪を打ち破り歓喜の1勝を手にしました。


第3試合も大接戦。

滝川二はバランスの取れた攻守で、
その接戦をものにしました。

地元のチームとしては、
何としても『勝つ』という気迫が感じられた終盤の攻防でした。

第4試合は、
優勝候補の仙台育英が登場。

驚愕の打線の力を見せて明豊を圧倒しました。

それにしてもすごい打線です。

この衝撃は、
池田がバンバン打って勝った82年、83年とか、
智弁和歌山がその最盛期を迎えた2000年前後に匹敵するぐらいの衝撃でした。

そして心配されたエース・佐藤世も、
思ったほどひじ痛の影響を感じさせないピッチングで、
今後にも期待を持たせる内容でした。

『優勝候補』
の一角として、
十分に真紅の大旗を抱くということをイメージさせる内容でしたね。


そして忘れてはならない第1試合。

”甲子園最多勝監督”の率いる智弁和歌山は、
今大会でも有力な”候補”の一角。

エース斎藤を擁し、
それを援護する強力打線と絡み、
この日もしっかりと勝ちを取っていく内容の試合と思っていました。

しかし・・・・・・

高嶋監督をして『記憶にない』というほど、
選手全員が舞い上がってエラーを連発。

勢いのある初出場の津商に縦横無尽に甲子園のグランドで暴れ回られ、
信じられないような敗戦を喫してしまいました。

劣勢に陥った中盤からは、
なんだか智弁和歌山の選手たちは全く覇気がなくなり、
しかもボーっとして集中できてないように見受けられました。

あの気迫満点に試合ぶりで最後の最後まで試合をあきらめない智弁和歌山の姿が頭の中いっぱいにあるワタシにとっても、
まさに『信じられない』という言葉しか浮かばないような試合っぷりでした。

あの炎天下の中、
齢70にもならんとする高嶋監督がベンチの前で仁王立ちしているのに、
選手たちがそれに応えることが出来ませんでした。

試合を見ていて、
『まさか高嶋監督は、横浜の渡辺監督に続いて”引退”を表明したりせんだろうなあ・・・・・』
なんて、
余計な心配をしてしまうほどでした。

それにしても・・・・

智弁和歌山は、
この日のイメージを引きずらないように、
来年のセンバツなど早くにもう一度甲子園に登場することが、
絶対に望まれますね。


対する津商。

初出場ながら、
【全力津商】の言葉通り、
見事な試合で初勝利をもぎ取りました。

初回まだ冷静に試合を運べない中でノーアウトから2点を先取されましたが、
底から見事に立ち直っての逆転勝利でした。

昨年の三重高校の快進撃を受け継ぎ、
今年も三重県民を熱狂させる戦いぶりでした。

あっぱれ~~~~!!!


ということで、
今日も『あっ』という間の11時間。

席を立てないから、
どんどん運動不足になっていく、
ワタシです。


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