MLBは、
今日がオールスター。
今年はアナハイムで行われるということで、
地元は盛り上がっているだろうなあ。
イチローは10年連続の出場で、
今年も1番・ライトでの出場だそうですね。
今は当たり前のように見ているメジャーのオールスター。
しかしイチローが引退した後に、
初めて日本人は、
オールスターへの出場の難しさに気づくことになるんでしょうね。
特に外野手なんて、
本当のスーパープレーヤーしか選出されませんからね。
その昔、
ティム・サーモンという選手がエンジェルスに在籍していました。
彼は本当に3拍子揃った好選手で、
おまけに長打力もあったのですが、
”エンジェルス”というマイナーな球団に在籍しているがゆえ、
結局一度もオールスターに呼ばれることはありませんでした。
3割・30本を記録してもなお・・・・・・・ですよ。
ワタシは彼の大ファンだったので、
毎年毎年期待しては裏切られ・・・・
悔しい思いをしたことは数知れず、
でした。
そんな、
本当に出場が難しい試合だからこそ、
MLBではオールスターに出るのが【勲章】なんですよ。
1年にたった1試合しかありませんからね。
(日本の”既に歴史的使命を終えた感のある”オールスター戦とは、だいぶ違うんです)
それだけに、
イチロー選手の10年連続選出、
1番ライトでの先発出場、
というのは、
紛れもない【偉業】ですよね。
さて、
MLBでは今朝、
もうひとつのニュースが・・・。
ヤンキースの名物オーナーである、
スタインブレナー氏の死去です。
彼ほど有名なオーナーはいないでしょう。
70年代~80年代にかけて、
NYヤンキースのスタインブレナー氏は、
LAドジャーズのピーター・オマリー氏とよく比較されました。
歯に衣着せぬ発言と行動力、
ジャブジャブ資金を使ってヤンキースを強くしようとするスタインブレナー氏は、
日本のどっかの球団(YGマークの?)のオーナー以上に、
マスコミを賑わす存在でした。
比較してオマリー氏は、
家族的な球団経営をして、
自前の選手をスーパースターにし、
一時代を築きました。
時代が90年代に変わってからというもの、
【金満】ヤンキースの時代がやってきて、
次から次へと獲得するスター選手に、
トーリ監督らの好采配もあいまって、
黄金時代を築いたといえるでしょう。
反対にドジャーズは、
時代の波についていくのが難しくなったオマリー家が球団経営から身を引いてから、
迷走を続けているといってもいいでしょう。
ワタシの思う【ドジャーズらしさ】はどんどん失われている気がします。
『金持ち球団が覇権を握る』
が顕著になってきていて、
いまひとつ面白くないように感じています。
時代の寵児だったスタインブレナー氏、
最後の20年は本当に楽しい時代が続いたことでしょう。
でも、
ワタシとしてはビリーマーチン氏(NYY監督)と丁々発止やり合っていた頃のスタインブレナー氏が、強く印象に残ると共にもっとも思いだされます。
彼の球団経営の姿勢は決して好きではありませんでしたが、
その死を悼みます。
最後はトレードの話題。
MLBでは、
7月末がトレード期限。
その日に向けて、
トレードが活発になります。
優勝に向けてひた走る、
あるいは優勝の可能性を追い求めるチームは、
そうでないチームから主力選手をトレードで獲得していきます。
したがって、
8月以降は全く違う戦力に変身するということがよくありがちです。
逆に、
トレードで主力を放出した下位チームは、
完全にその年の優勝は諦める、
ということです。
今年は、
優勝候補とも目されていたマリナーズが早々と優勝を諦め、
なんと同地区のレンジャースに、
大エースのクリフ・リーをトレードしました。
大体はその見返りとして若手の好選手を獲得するのですが、
優勝を諦めて主力選手をバンバン放出してしまうチームは、
結局若手の好選手を獲得したとしても、
翌年から大きく浮上して、
『あ~あのトレードが結果的に凄くよかったな~』
なんてことになる例は、
ほとんど見たことはありません。
深海魚は深海魚のまま。
それがお約束。
フロントや親会社が変わるとか、
大きな変革がない限り、
チームも大きくは変われないということですね。
今回のトレードについては、
他の地区ならなんてことがないのですが、
事がアメリカンリーグの西地区で起こってしまったため、
平静ではいられません。
2位のエンジェルスは、
これで1位のレンジャースを追っていくのが苦しくなりました。
エンジェルスは誰かトレードで獲得しないのか?
先発が足りないだけに、
いい先発が欲しいのは山々です。
9月まで粘っていければ、
またソーシア監督の絶妙な采配が生きるんだけどなあ。
ここ数年で一番厳しい戦力だけど、
頑張って今年もプレーオフに進出して欲しいなあ。
松井と共に。
今日がオールスター。
今年はアナハイムで行われるということで、
地元は盛り上がっているだろうなあ。
イチローは10年連続の出場で、
今年も1番・ライトでの出場だそうですね。
今は当たり前のように見ているメジャーのオールスター。
しかしイチローが引退した後に、
初めて日本人は、
オールスターへの出場の難しさに気づくことになるんでしょうね。
特に外野手なんて、
本当のスーパープレーヤーしか選出されませんからね。
その昔、
ティム・サーモンという選手がエンジェルスに在籍していました。
彼は本当に3拍子揃った好選手で、
おまけに長打力もあったのですが、
”エンジェルス”というマイナーな球団に在籍しているがゆえ、
結局一度もオールスターに呼ばれることはありませんでした。
3割・30本を記録してもなお・・・・・・・ですよ。
ワタシは彼の大ファンだったので、
毎年毎年期待しては裏切られ・・・・
悔しい思いをしたことは数知れず、
でした。
そんな、
本当に出場が難しい試合だからこそ、
MLBではオールスターに出るのが【勲章】なんですよ。
1年にたった1試合しかありませんからね。
(日本の”既に歴史的使命を終えた感のある”オールスター戦とは、だいぶ違うんです)
それだけに、
イチロー選手の10年連続選出、
1番ライトでの先発出場、
というのは、
紛れもない【偉業】ですよね。
さて、
MLBでは今朝、
もうひとつのニュースが・・・。
ヤンキースの名物オーナーである、
スタインブレナー氏の死去です。
彼ほど有名なオーナーはいないでしょう。
70年代~80年代にかけて、
NYヤンキースのスタインブレナー氏は、
LAドジャーズのピーター・オマリー氏とよく比較されました。
歯に衣着せぬ発言と行動力、
ジャブジャブ資金を使ってヤンキースを強くしようとするスタインブレナー氏は、
日本のどっかの球団(YGマークの?)のオーナー以上に、
マスコミを賑わす存在でした。
比較してオマリー氏は、
家族的な球団経営をして、
自前の選手をスーパースターにし、
一時代を築きました。
時代が90年代に変わってからというもの、
【金満】ヤンキースの時代がやってきて、
次から次へと獲得するスター選手に、
トーリ監督らの好采配もあいまって、
黄金時代を築いたといえるでしょう。
反対にドジャーズは、
時代の波についていくのが難しくなったオマリー家が球団経営から身を引いてから、
迷走を続けているといってもいいでしょう。
ワタシの思う【ドジャーズらしさ】はどんどん失われている気がします。
『金持ち球団が覇権を握る』
が顕著になってきていて、
いまひとつ面白くないように感じています。
時代の寵児だったスタインブレナー氏、
最後の20年は本当に楽しい時代が続いたことでしょう。
でも、
ワタシとしてはビリーマーチン氏(NYY監督)と丁々発止やり合っていた頃のスタインブレナー氏が、強く印象に残ると共にもっとも思いだされます。
彼の球団経営の姿勢は決して好きではありませんでしたが、
その死を悼みます。
最後はトレードの話題。
MLBでは、
7月末がトレード期限。
その日に向けて、
トレードが活発になります。
優勝に向けてひた走る、
あるいは優勝の可能性を追い求めるチームは、
そうでないチームから主力選手をトレードで獲得していきます。
したがって、
8月以降は全く違う戦力に変身するということがよくありがちです。
逆に、
トレードで主力を放出した下位チームは、
完全にその年の優勝は諦める、
ということです。
今年は、
優勝候補とも目されていたマリナーズが早々と優勝を諦め、
なんと同地区のレンジャースに、
大エースのクリフ・リーをトレードしました。
大体はその見返りとして若手の好選手を獲得するのですが、
優勝を諦めて主力選手をバンバン放出してしまうチームは、
結局若手の好選手を獲得したとしても、
翌年から大きく浮上して、
『あ~あのトレードが結果的に凄くよかったな~』
なんてことになる例は、
ほとんど見たことはありません。
深海魚は深海魚のまま。
それがお約束。
フロントや親会社が変わるとか、
大きな変革がない限り、
チームも大きくは変われないということですね。
今回のトレードについては、
他の地区ならなんてことがないのですが、
事がアメリカンリーグの西地区で起こってしまったため、
平静ではいられません。
2位のエンジェルスは、
これで1位のレンジャースを追っていくのが苦しくなりました。
エンジェルスは誰かトレードで獲得しないのか?
先発が足りないだけに、
いい先発が欲しいのは山々です。
9月まで粘っていければ、
またソーシア監督の絶妙な采配が生きるんだけどなあ。
ここ数年で一番厳しい戦力だけど、
頑張って今年もプレーオフに進出して欲しいなあ。
松井と共に。