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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

やはり鬼門   佐藤洋太 『タイで防衛』の悲願はならず。

2013年05月05日 | ボクシング

≪WBC世界Sフライ級タイトルマッチ≫

チャンピオン                 挑戦者・8位

佐藤洋太(協栄)    TKO      シーサケット・ソールンビサイ(タイ)
               8回 


『マジカルボックス』と言われ、
安定した王座を築くといわれた佐藤洋太が、
日本人17戦未勝利(1分け16敗)のタイでの防衛戦に挑みました。

タイ側にオプションを握られ、
帝拳ジムのような大ジムでもなければテレビ局の後ろ盾のない佐藤にとっては、
日本人にとっての鬼門、タイでの防衛戦を選択する以外になかったのですが、
当の佐藤本人は当初よりあっさりしたもの。

『日本人のだれもやったことないことをやるって、かっこいいじゃないですか』
とまで言い放ち、
不安を一掃していました。

専門家筋の見方でも、
『今の佐藤ならば、最低でも判定で防衛を果たすだろう』
というものでしたが・・・・・。

開けてびっくり玉手箱

と言おうか、
何と言おうか。

『これがあの佐藤洋太なのか』

というような、
ファンにとっては信じられないような戦いで、
8回TKO負けで『なすすべもなく』敗れてしまいました。

現在20度前後の『快適な』東京から、
最高気温39度のタイへ乗り込んで、
やはり順応しきれなかったのだと思います。

当初危惧された、
『嫌がらせ』のたぐいは受けなかったようでしたが(真偽のほどはわかりませんが)、
ベストコンディションには程遠い出来でした。

まったく足が動かないで相手の強打をコーナーに詰まって受け続ける姿、
『あの佐藤と同じ人?』
とまで思うほどの”別人”でした。

日本人1分け17敗・・・・

その訳が本当によくわかる、
昨日の戦いぶりでしたね。

しかし、
自分を厳しい状況に追い込んで戦いに挑んだ佐藤には、
ぜひ再起してほしいと思っています。

まだまだ彼は強くなれるはず。
そして、
捲土重来を期してほしいと心から思います。

西岡のように、
負けてからより強くなったボクサーが、
いくらでもいます。

この戦いで何かを吹っ切って、
前に進んでいってほしいと思っています。

次のターゲットは亀さん?
そうなったら面白いですね。

まずはしっかりと休み、
体も心もリセットしてくださいね。

今後も応援していきます。


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