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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

イチロー ついにMLB3000本安打を達成

2016年08月09日 | メジャーリーグ

MLBマーリンズのイチロー選手が、
ついにMLB3000本安打を達成しました。

あと10本ぐらいから、
長かったなあ。。。。。

『なんで先発で使わね~ンだよ!』

という声、
日本国中、いや、アメリカでも多方面から上がっていたのではないですかね。
長くかかりましたが、
まさに金字塔を達成しました。

日米通算安打の記録を打ち立てた時よりも、
イチロー選手はよほどうれしかったみたいですね。
涙も流していました。

あのWBCでも見せなかったイチローの涙、
やっぱり見ている方もウルッときてしまいます。

それにしても3000本かあ。。。。。

メジャーで日本選手が、
ただの1本のヒットを打つのも難しい時代に野球を見てきたものにとって、
この途方もない数字を見せられても、
なんだかピンと来ないような、
そんな気もするぐらい雲の上の数字ですね。

MLBの3000本安打の選手をずらっと並べてみると、
どの選手もまさに『音に聞こえた名選手』ばかり。

そんな選手に紛れて、
日本人で、しかも物凄いガタイをしているわけでもないイチロー選手が、
当たり前のように加わることの凄さ、
ひしひしと感じています。


実は野球ファンとしてのワタシにとってイチロー選手、
ちょっと遠い選手です。


ワタシは昔から、
NPBではパ・リーグを見て、
そしてMLBも大好きでよく見る……というタイプのファンでした。

しかしイチロー選手がデビューしたころはもっぱらMLBの方に気持ちが向いていて、
逆に渡米した頃からは、
どちらかというとNPBに目が向いていたので、
なんだか『イチローを熱狂的に応援した』ということがないまま、
ここまで来てしまいました。

球場に足を運んでの生観戦も大好きなのでしょっちゅう見には行きますが、
そんなこんなでイチロー選手を生で見たのって、
両手に余るぐらいしかありません。

それゆえではありませんが、
MLBに挑戦した数々の日本人選手の中で、
特に思い入れが強い選手ではありません。

もちろん凄すぎる選手だということは常々認識していますが、
それと思い入れの濃さとは別の話。
そんな感じでイチロー選手の活躍を見守ってきました。

もちろんMLBに移籍以降のイチローの活躍を見たのって、
日本開催のMLBゲームとWBC日本ラウンドぐらいしかありません。
あのメジャー球場で躍動するイチローの姿を生で見たこと、
一度もないんですよねえ。。。。。

それゆえ、
あの2001年の鮮烈デビューの年も、
2004年の262安打の年も、
応援しているもののなんだか『別世界のヒーローを見ている感じ』がぬぐえませんでした。

なんて言ったらいいのかなあ・・・・・
『等身大ではない感覚』
というか、
仮面ライダーやウルトラマンなど、
『架空のヒーロー』の活躍を見るって感じかな?!


だけどマリナーズを出てヤンキースに移ってから、
なんだかイチローがとても等身大に見えてきたというか、
見方が変わってきたというか、
そんな感じがするここ数年です。

『昔は全然ファンじゃなかったのに、最近彼のファンなんだよねえ・・・・・』
の代表格は、ワタシは昨年引退した”レジェンド”山本昌。
彼の場合は、彼が40歳を超えてからファンになりました。

そしてサッカーのカズなんかもそうかな。

現役を引退する直前の、
最後の炎を燃やし尽くそうとしているスター選手に、
ものすごくシンパシーを感じちゃっているんです。

イチロー選手も、
ここ数年、特に去年や今年などの、
『代打でも使われるかどうかわからない』
という境遇の中、
以前と変わらぬ誇りを持ったたたずまいというのが、
本当に素晴らしいと思ってしまいます。

そんなイチロー選手。

おめでとうございます。

素晴らしいMLBでの実績、
前人未踏といってもいいかもしれませんね。


これからも変わらぬ活躍を、
期待しています。


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