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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲初場所 次々に台頭する若手が、土俵を盛り上げる

2017年01月11日 | 相撲

今年も相撲が始まりましたね。

大相撲初場所も日曜日に初日を迎え、
昨日までの3日間、
お客さんも昨年に引き続いてびっしり満員で、
いい感じで立ち上がりました。

両国の街に相撲太鼓が鳴り響くと、
ああ今年も始まったんだと思いますね。

昨年は実に様々な話題のあった大相撲。
優勝力士も分散する傾向の中、
上位陣を脅かす若手の台頭も目立ちました。

3人の横綱と3人の大関がすでに三十路を迎え、
次の世代の台頭が待たれる大相撲。
そんな中で、
昨年来じわじわと実力をつけて来ている若手が多くなってきたのも、
頼もしいことです。

『今場所は若手の成長にフォーカスしてみてみようかな?!』

そんなことを思ってしまう、
初場所の土俵です。

さて、
そんな若手力士の中で、
どっしりとした取り口で明らかに力をつけてきたのがわかるのが御嶽海。
長野県から久々の関取ということで注目を浴びていましたが、
今場所は初日から大関・豪栄道、横綱・日馬富士を連破して、
その日の出の勢いを見せてくれました。

3日目の昨日は、横綱・白鵬戦。
どんな相撲になるか楽しみでしたが、
白鵬がまさに『これぞ横綱相撲』という取り口で御嶽海を一掃。
『まだまだ修行が足りんな』
ということを無言で教えてくれているような一番でした。

しかし御嶽海は、
今年このまま力をつければ大関を狙える位置まで駆け上がってくる可能性が十分です。

一方のホープ、
新関脇の正代は、
初日の白鵬戦といい昨日の玉鷲戦といい、
相手の気迫にのまれてしまう相撲が続いて、
『う~ン、強いのか弱いのか、よ~わからんなあ』
と首をひねってしまう相撲ですね。

『弱気な自虐的発言』
が何だか有名になってしまった正代ですが、
一皮むけてくると面白い存在になってくるのは明らかなんですから、
がんばってほしいです。

復調気配にある遠藤は、
初日の豪風戦と昨日の千代翔馬戦、
いずれも攻め込みながら勢い余って・・・・という負けが続いてしまいました。
ここからの立て直しに注目しています。

新入幕の貴景勝にも注目していますが、
まだ幕内初の白星とはなっていません。


そんな中での上位陣。

横綱陣では、
白鵬が万全の取り口を見せて3連勝。
昨年秋から続く悪い流れを断ち切ろうと、
気合が十分ですね。

連覇を狙う鶴竜は、
2日目に松鳳山に裏返しにされながら行司差し違えで白星を拾い3連勝。
だんだんと調子を上げていくタイプなので、
今場所の連覇も十分に視野に入っていると思われます。

一方の日馬富士は、
なんだか軽い相撲で連敗を喫しました。
コンディションはかなり悪そうで、
心配されます。

大関陣では稀勢の里が安定感を見せ3連勝。
しかしこの人は、
どこで”まさかの崩れ”を見せるかわからないので、
安心感はありませんね。

横綱を狙うきっかけをつかみたい豪栄道は早くも2敗。
照ノ富士も早くも2敗を喫し、
『大関陣の安定感』には早くも序盤戦から黄色いランプが灯っています。
カド番の場所で大関を死守したい琴奨菊も早くも1敗。
今年も優勝争いは『横綱+稀勢の里』という構図に間違いはなさそうです。

果たして、
あっという間に時の勢いを得て大関まで上り詰める若手が出てくるのか?
それとも。。。。。

『あっという間の15日間』
今年も始まりました。


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