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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

こりゃ 打てね~や!

2015年05月15日 | プロ野球

ふくらはぎが攣った影響でローテを一時外れていた日ハム・大谷投手。

そこまで5勝0敗、防御率0点台と完璧な投球を見せていただけに、
この登録抹消は日ハムファンのみならず、
プロ野球ファンを心配させました。

しかし昨日、
久しぶりの登板でまたも凄さを発揮。

9回途中まで好調の西武打線を1点に抑え、
堂々の6連勝を飾りました。

ここのところ『選手』で野球を見ることが多くなったワタシ。

昨日は大谷クンvs森クン・中村・浅村の、
西武が誇る”大阪桐蔭トリオ”との対決に注目していました。

特に大谷-森の対決は、
現在においても『プロ野球の華』とも言えるような対決。
そしてこれからも、
長く語り継がれるような『ライバル対決』になっていくような気がして、
楽しみでなりません。

長嶋vs村山、
王vs江夏、
掛布vs江川、
清原vs野茂

などのように、
見ているだけでゾクゾクしてしまう【球界の名物対決】になってほしいですね。
その対決を見に行くだけで、
プロ野球の凄さがすべてわかってしまうような、
そんな対決です。


昨日の大谷。

初回から何か、
『凄味』だけでなく、
『オトナのピッチング』を見せてくれました。

彼の凄いところは、
ピンチになるとギアチェンジができるところ。

この能力こそは好投手の証。
ダルビッシュだってマーくんだって、
超絶な投手たちは、
すべてこの能力が備わっていますね。

セ・リーグでは菅野に、
この凄さを感じています。

しかし昨日は、
そんなギアチェンジの場面さえ訪れないほどの、
見事なピッチングでした。

ボール自体に緩急が付いていただけでなく、
投球にも緩急が付いていた感じがします。

やみくもにすごいボールを投げてくるというだけでなく、
ダルビッシュ、マーくんの域に近づいてきているような気がします。

もうすでに、
『アンタッチャブルな投手』の域に達しているようなピッチングでした。

そんな中で栗山に投げたボールは159キロ。
『速ええええええ~~~~~』
という凄いボールでしたね。

今年どこまで彼が行ってくれるのか?
ダル、マーくん、そして全盛期の松坂のように、
『投げるのが楽しみ』
で『いつ投げるのか』を探してしまうような心もちです。


そして敗れたとはいえ昨日の西武ライオンズ。

かなり今後に期待を持たせてくれました。

2点を先行された9回。
現在首位打者の秋山が粘りに粘って初めての四球で出塁。

そして浅村も、
しっかりとしたスイングで3塁打を放ち同点の場面を演出。
大谷をマウンドから降ろして増井をひっぱり出し、
中村、メヒアはヒットにこそならなかったものの、
強烈な当たりを放ち日ハムをひやりとさせました。

敗れたとはいえ、
日ハムにはかなり≪嫌な感じ≫を残してこの3連戦を終えることが出来ました。


このビハインドでの粘り。
主軸打者たちの、打席での集中力。

これが近年の西武に一番欠けていたものであり、
『勝利のために何とかしよう』
という気迫が感じられたのは、何よりでした。

ここまで首位。
そして打線が好調でしたが、
ワタシはファンとしてこの好調にかなり懐疑的でした。

『今はたまたま好調な打者が多いだけ。打てなくなると途端に”好き勝手に”の野球が出てしまうから、まだまだ勝ちを重ねていけるかどうかは、わからない』
と思っていました。

しかし昨日の最終回の粘りを見て、
『ひょっとして今年は、いけるかも』
に変わってきたりしています。

今日からは苦手のSBとの3連戦。
前回はいずれも接戦をものにして2勝1分けと久しぶりに敵地で勝ち越すことが出来ましたが、
今回はどうでしょうか。

もし勝ち越せるようなことがあると、
意外に西武が首位を快走するということもあるかもしれません。

それともやはり、
SBの牙城を崩すことはできないのか。

面白いことになってきたかもしれません。

日ハムは大谷を軸に、
もう一度勢いを出していきたいところですね。

『熱パ』

気温の上昇とともに、熱い季節になってきました。


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