大相撲秋場所千秋楽。
14日目に優勝を決めていた白鵬が、
この千秋楽でも日馬富士を全く寄せ付けず完勝。
前日の稀勢の里戦で痛めた左目は大きく腫れあがっていましたが、
そんなことお構いなしの『横綱相撲』で完勝。
14勝1敗での賜杯となりました。
これで27度目の賜杯を抱くこととなり、
いよいよ来年にも大鵬の記録を抜くことが視野に入るところまで上り詰めてきました。
それでもこの横綱はまだ28歳。
年齢的に言うと、
まだ『頂点』に達する年齢でもありません。
まだまだ『上り坂』を上っていける年齢です。
驚きますけどね。
この大横綱は、
今場所またワタシをうならせてくれました。
先場所の終盤に痛めた故障を抱え、
場所前も『不安』ばかりがささやかれていましたが、
どっこいそこは大横綱。
本場所が始まると、
そんなそぶりはまったく出しませんでした。
それでもいつもの場所と比較して、
どっしりと『受ける』ことが少なく、
速めの勝負を挑んでいるなあと感じたのは、
ワタシだけでしょうか。
そこに若干の体調の不安があったのかもしれないなあと思いました。
事実終盤を迎えるところで豪栄道に不覚を取り、
その翌日も妙義龍に対し危ない場面がありました。
しかし、
そこを通り抜け今場所のゴールが見えると、
バタバタとひとり、また一人と倒れていく後続勢をしり目に、
悠々とゴールのテープを独走で切ったという感じですね。
今場所の白鵬には、
『まだまだ、ワタシの中にはいろいろな引き出しが隠れているんだよ』
と言われているような気がする、
そんな相撲を見せてもらいました。
大きなけがさえなければ、
本当に『2020年の東京オリンピックの年まで、綱を張っていたいなあ』という彼の夢、
十分にかなうような気がしますね。
国技・大相撲。
その横綱として、
白鵬には東京オリンピックの開会式で、
ぜひ土俵入りを披露してほしいなあ、
なんて思ったりしています。
やっぱり、
【不世出の大横綱】
ですね。
あっぱれ!!!
そしてその他大勢の力士の皆さん。
何も言うことはありません。
『力をつけていってください』
これしかありませんね。
日馬富士は、
九州場所は休んで、
体調を整えたうえで再起を期してほしいと思っています。
今場所話題をさらった遠藤は、
ここからが勝負。
しっかりとした稽古の貯金が、
今後の彼の行く末を決めていくと思います。
白鵬の宮城野部屋に、
ガンガン出稽古をしに行ったらどうでしょうかね。
今場所もまた、
無事に終わることが出来ました。
それが何よりの、
大相撲秋場所でした。
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