ついに高い壁を破った！ 桐光われ等 強豪に挑む！

≪第９４回全国高校野球選手権≫

【３回戦】

桐光学園（神奈川）　４－１　浦添商（沖縄）




松井の奪三振記録ばかりがクローズアップされますが、
桐光学園は３０余年の歴史で初めて、
３回戦の壁を破り、ついに全国８強に進出。

今年は、
悲願その１だった【横浜高校に勝つ】を達成したあと、
悲願その２の【全国８強】も達成。

ついに最終悲願である【全国制覇】に向けて、
一歩を踏み出してくれました。


この日の試合は、
さすがに【身体能力全国NO1】の沖縄代表、浦添商。
松井の速球にもスライダーにも、
鋭くバットを合わせてきて、
しかも塁に出れば即盗塁を敢行。

松井がこれまでにはない【こわばった】表情をマウンド上で見せていたので、
私は最初の数イニング、
ドキドキが止まりませんでした。

しかしここで生きたのは、
やはり厳しい厳しい神奈川大会を突破してきた自信。
特に宿敵の横浜高校を破ったという自信ではなかったでしょうか。

勝負どころの８，９回での６奪三振。
特に速球で攻めまくった投球は、
しびれまくりでした。

松井を援護する打線も、
この日は宮里、照屋という浦添商の誇る２枚看板を果敢に攻め、
しっかりと得点を重ねてくれました。

特に、鈴木タクム、水海の２本のホームランにはびっくり。

今年は例年に比べて【ピストル系】の打線という評判がもっぱらでしたので、
≪大甲子園≫がこんなにも彼らを成長させてくれるということに、びっくりです。

初スタメンの山口も、
きっちりと仕事をしてくれました。

宇川、田中の両選手にヒットが出ませんでしたが、
『誰かが打たなければ誰かが打つ』
といういい流れになってきています。

打線の力は、
７月頭時点から【５０％アップ】ぐらいの成長を遂げています。

さあ、
今日は連戦で、
相手はあの光星学院。

全国屈指の長打力を誇る打線が、
松井に襲いかかってきます。

松井はしかも炎天下での連投！

しかし、
こんな試合こそ打線が有り余る援護で松井を助けて欲しい！！

『圧倒的に不利』
といわれた神奈川県大会決勝、
桐蔭学園戦を思い出し、
思う存分に暴れまわって欲しい。

あのときの１１点の援護、
頼みまっせ！


そしてまたみんなで、

『桐光われ等』

をアルプスで熱唱しましょう！！

さあ、
最大の難敵を迎える準々決勝。

【まだ見ぬ地平】を見に行こう！！

GO!　桐光学園！