昨日、
今年度のゴールデングラブ賞の発表がありました。
セ・リーグは、
鉄壁の二遊間を誇る【アラ・イバ】コンビをはじめ、
松本・亀井などの巨人勢を加えた面々。
捕手の谷繁も、
ベテランの味で受賞。
ピッチャーはゴンザレスだった。
パ・リーグは、
守備の日本ハムの異名どおり、
日本ハムから7人の選出。
その他では、
投手の涌井と、センターの坂口。
まあ順当な選出といっていいだろうと思います。
プロ野球ですから、
やはり野手の華は【バッティング】。
打てる選手にどうしてもスポットライトが当たります。
しかしながら、
実際に球場に足を運ぶと、
一番驚くのは守備の上手さです。
特に外野手の落下点への入り方とか、
正確なレーザービームとか、
内野ゲッツーの速さや精度などは、
本当に【これぞプロ】といったものです。
そういう点でも、
目立たないけど【守備】は、
一番プロのにおいがするものですね。
この賞はいつも注目していますが、
昔はV9の巨人から何人もが選ばれたり、
黄金時代の西武からほとんどのポジションが選ばれたりしていました。
『守備の堅いチーム』
は、連続優勝への素地があるチームだと思っています。
やはり堅いディフェンスは、
『負けにくいチーム』を作るうえでは欠かせないものだと思いますからね。
そういう点で言うと、
セ・リーグでは巨人・中日が安定して強く、
ここ数年日本ハムが安定しているのもうなづけるというものでしょう。
トータルに能力が高い選手、
例えば
イチロー・松井秀・岩村などのメジャーリーガー、
青木に代表されるプロ選手など。
これらの選手が、
やはり野球の華といえるでしょう。