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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

日本ハム・大谷入団発表  まだ見ぬ地平を見に行け!

2012年12月26日 | プロ野球

様々な話題を提供しながら、
昨日ようやく【北海道日本ハム・大谷】が誕生しました。

晴れやかな顔で会見に臨んだ大谷投手、
サービスで投打両方で栗山監督とも『対決』しました。

何よりも彼の晴れやかな表情が印象に残った会見でした。
いろいろあったので、
ホッとしたというのが実際のところでしょう。

今後はまず『二刀流』で選手生活をスタートさせるそうです。
高校時代にすでに160km/hをたたき出すという、
これまでの尺度では全く測れないほどのポテンシャルを持った大谷。
打者としても、選抜ではあの藤浪投手(阪神)から腕を上手くたたんでライトスタンドに叩き込んだ衝撃の一打がありました。
とにかく投手としても打者としても、
これまでのどの選手とも違う選手です。

日本人が誰も成し得なかったような高みに上っていく姿が、
見てみたいですね。

『二刀流』
いいじゃないですか。
それができる素材だもの。

今年のドラフトされた選手の中でも、
投手としてのポテンシャルが1・2を争い、
打者としてのポテンシャルはトップを行く。
こんな選手だと認識しています。

キャンプ、実戦と、
彼をどう育てればいいのか、
日ハムの首脳陣がしっかりと見極めていくんだと思います。

そこで『やっぱり厳しい』となれば、
その時点でどちらかひとつに絞ってもいいじゃないですか。

それなのに、
マスコミお得意のネタ作りで『二刀流』という言葉ばかりが独り歩きし、
それに対して【元プロ野球選手】などが辛辣な評価を与える、
というバカげたことがもう起こり始めています。

まだ何も始まっちゃいないのに、
しかも『大谷自身が望んで』こうしているわけじゃないのに、
よくもまあ大人げなくバッシングするよなあ・・・・・
とこの体質に嫌気がさしちゃいますね。

張本は『成功確率0%』だって。
『野球をなめてる』だって。

大谷がいつ『二刀流にこだわる』と自分で言って、
『なめた態度』をとったのか、
教えてほしいもんだ。

その他のOBたちも、
『成功するわきゃない』
の大合唱。

確か彼ら、
大谷がメジャーに直接挑戦すると表明した時も、
『成功するわきゃない』
っていってたわなあ。

大谷くんよ。
この人たちに、
目にモノ見せてやってくれよ。
『時代は変わってるんだよ!』ってね。


考えて見りゃあ、
野茂がMLBで大成功をおさめた時も、
渡米する前は『成功するわきゃない』
の大合唱だったよね。

そして、
サッカーの世界だって、
10年前にはマンUやインテルでバリバリ活躍する日本人選手なんて、
『あらわれっこない』
と思われてたでしょ。

30年前なんか、
『日本がW杯に、出れるわきゃない』
とまで思われてたもんね。


不可能と思われることが実現する突破力、
大谷くんには感じることが出来るので、
頑張ってほしいです。


投・打の二刀流。

考えながら使えば、
決して不可能なことじゃないと思います。

MLBには、
週中はMLBで活躍し、
週末はNFLに参戦し大活躍!
なんて選手、
いましたからねえ。

先駆者としての大谷くん。
頑張ってほしいですね。

思えば14年前、
松坂が入団した時も、
ワタシは西武に入団したことを喜びながらもどこかで、
『松坂のあの打撃を捨てるのは、もったいないなあ』
と思ったりしていました。

松坂自身も、
たぶんそう思ってたんじゃないかなあ。
いつもバッティング練習してたもんね。(本人は『気晴らし』と言っていましたけど)


大谷くんのプロでの活躍、
本当に楽しみです。

日本人がいまだ誰も到達していない、
『まだ見ぬ地平』を見に行ってほしい、
そう思っています。



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