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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

熱気ほとばしる夏の前哨戦

2013年04月22日 | 高校野球

昨日は、
前日から降り続く冷たい雨が朝になっても降りやまず、
午前9時、10時にはより一層強くなっていました。

ワタシは出かける用事があったのですが、
気になっていた春季神奈川県大会のことは、
『あ~今日は雨で中止だな!』
とタカをくくって出かけました。

出かけてからしばらくして、
『万が一やっていたら・・・・』
と思いサイトで確認すると、
なんと10時開始を14時開始に遅らせて挙行するとのこと。

『う~ん、さすがは神奈川』
高野連、関係者、関係校すべての力あって、
予定通りの実行となったようでした。
関係各氏、ご苦労様でした。


ということでそれからは、
戦況が気になってしょうがない。

だって昨日は、
桐光学園vs横浜
という注目の対決があったのですから。

両校ともに『好調』が伝えられ、
公式戦に入ってからも順調そのもののチーム状態に見えたので、
『これは激戦になるぞ』
と思っていましたが、
結果もその通り、
『夏に向けて、両校ともに手ごたえをつかんだ』一戦になったみたいでしたね。

しかしさすがは松井投手。

前年秋の悔しい県大会敗退から、
自らを一歩も二歩も成長させたようでした。
横浜高校の猛打線を相手に5安打、2四球、13奪三振での完封。

ちなみに桐光学園が横浜に完封勝ちしたのは創立以来初めてだったみたいですね。

『ドラ1』
が有力視されている松井投手。

春の練習試合を見ても、
昨年より一段力を伸ばした感じがしていたのですが、
試合を経験することによってさらにその力を伸ばしていけると思っています。

この春は関東大会まで進出し、
現在日本一の浦和学院と対戦してほしい、
というのがワタシの『直近の夢』です。

そこであの浦学打線に対してどのくらい力勝負で抑えられるのか、
現在の立ち位置を確認してほしいと思っています。

春の結果は必ずしも夏と直結しないのは自明の理ですが、
それでもいろいろなことが試せるこの春の大会は、
本当に重要な大会だと思っています。

これで神奈川も8強が出そろいました。

なんとあの名門、湘南が久々に8強に進出してきました。
その他のメンバーは、
東海大相模、桐蔭、横浜隼人に熊谷投手の平塚学園など、
実力校が揃いました。

そして準々決勝では、
因縁の対決も組まれています。

それは、
日大藤沢 vs 武相


因縁とは、昨夏の選手権神奈川大会初戦での出来事でした。

その時の記事 ⇒ http://blog.goo.ne.jp/angeldad/e/c8b0398d60459650ce3a7804d89655e8


激戦を制した日大藤沢は波に乗り4強まで駆け上がり、
涙を飲んだ武相はその時のことで散々叩かれ、
一時部活動自粛などの悔しい経験もしました。

この勝負で、
日大藤沢は36年連続の夏初戦勝利。
武相は52年ぶりの夏初戦敗退だったそうで、
両校がいかに神奈川県内で長く強豪の名を保持してきたかがよくわかる対決でした。


そして・・・
それ以来の対戦。

両校ともにこの春季大会、
接戦を勝ち上がってシードを確保。
昨年のように『夏の初戦対決』なんてことはあり得なくなりました。
さすが、と言えますね。

このまなじりを決した戦い、
春の神奈川大会のハイライトのひとつと言っていいでしょう。
両校とも、
頑張ってほしいと思いますね。

ということで、
今年の春のセンバツには久しぶりに代表校を送り込めなかった神奈川勢。
その分だけ、
夏にかける熱い想いは、
選手・関係者のみならず、
ファンの間でも煮えたぎっているところです。

いつもながらの『激戦バトル』を繰り広げ、
勝ち残って関東大会に進出したチームには、
『神奈川ここにあり』
を見せてほしいと思っています。


*ところで、早稲田の高梨投手、東大戦での完全試合、おめでとうございます。
 もしかして立教の上重投手(現日テレアナウンサー”エース”上重)以来かな?
 日ハムヘッドに転じた阿井コーチの川越東時代の”最後の?”教え子ですよね。さっすが~。


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