プロ野球は19日の開幕に向け、
昨日も6試合が行われました。
14日ぐらいまで各地で練習試合が行われますが、
気になるのはヤクルトの試合がずっと神宮で組まれていること。
明日からはずっと雨という予報ですから、
試合が流れると影響は大きそうですね。
逆に雨でも強行してやるなんてなると、
ケガや投手の故障の心配なんかが出て来てしまって、
ファンにとってはヤキモキしてしまいそうです。
泣いても笑っても、今年もプロ野球が開幕するという事で、
再度「順位予想」というものが躍る季節になりました。
一度3月の時点で各紙とも順位予想していたのですが、
何せ開幕が3か月遅れたうえに「短縮日程・試合過多」のシーズンになるという事で、
微妙に順位を変える評論家なんかも出て来てはいるようですが。。。。。
まあ、
この「コロナ自粛期間」を経て、
微妙に今シーズンの戦力が変わってきているというのは本当でしょうね。
今のところ一番「助かった」と思っているのは、
昨年の日本一でもあるSBですかね。
エースの千賀はまだ回復途上ではありますが、
ローテの中心であるサブマリン高橋が故障から復帰してくるという朗報のほか、
柳田なども3月開幕よりずっといい状態で復帰できるようです。
相変わらずデスパイネ・グラシアルの2人の帰国・復帰のめどは微妙なものの、
外国人登録枠が増えるという事もプラスに働きそう。
やはり今年も「ダントツの優勝候補NO1」であることは間違いなさそうです。
その他ではまだ、
流動的な部分が多いように思います。
まだもう数試合見てみないと、
順位予想はできないなア・・・・・・というのが偽らざる本音ですね。
ところで。。。。。
ちょっと気になるというか、
「どうなの?これ」
と思うこと。
西武の”新戦力”松坂についてです。
何かと話題の多い彼ですが、
純粋に戦力として考えた場合、
40歳という年齢もあって厳しいとしか言えない状況なのは衆目の一致するところ。
西武のファンのみならず、
ナインも首脳陣も、
多くは期待できないと思っていることでしょう。
まあ、有形無形(特に無形)の影響という事で期待しているという事は大きいかもしれませんがね。
むろん営業面では、大いに期待されるところなんですけど。
その松坂。
辻監督によると、
通常の3/20開幕であったなら、
開幕第2戦の先発として起用していたとのこと。
しかしながら開幕が延期になると、
松坂はひざの状態をよくするために施術(注射を打ったという事らしいが)したとの報道がなされました。
そして3か月近く開幕が延びて6月開幕になり見てみると、
松坂はもう1イニングをも投げられる状態ではなくなっていた。
先発するにはここから2軍でかなりの時間をかけて仕上げていかなければならない・・・・・ってことが現状ですね。
ワタシが思うに、
どの選手も先がわからない中、
いつ開幕してもいいよう気持ちを切らしないようにして、
自粛期間中トレーニングを積んでいたと思うんです。
それでも数か月間が空いたという事で、
自粛明けには実戦不足もあって調子が上がってこない選手も見受けられます。
しかし・・・・
それはそれで致し方のないこと。
これから実戦の調整をしていけばいいだけのことです。
しかしながら、
松坂は「体の状態をよくするため」と言いながら、
結果開幕には全然間に合わなかったという事をしているというところに、
プロのマインドとしてどうなんだろうか、という事を強く思ってしまう訳です。
そして自分の置かれている立場、
やっぱりわかっていないんじゃないかと、
思ってしまいますね、否応なしに。
厳しい言い方をしますが、
チームに対しての責任ってどう考えているのよ・・・・という事を言いたいんです。
仮に3/20に開幕していたとしたら、
その注射なるものは打っていなかったであろうから、
要するに「状態の悪いまま1シーズンを送ろう」と思っていたという事でしょ。
そのあたり、
なんだか理解できないというか納得できないというか。
報道も多い「元スーパースター」であるので立場も特別だと思いがちですが、
普通の野球チームとしての選手間競争にさらして考えれば、
すでに「脱落した」と言ってもいい状況ですよね。
だってベテラン投手なのに開幕に全く「間に合わない」んだもん。
この報道があって、しかも先日のピッチングを見て、
今シーズンの「西武・松坂大輔」については、
期待は全くといって良いほど失せてしまいました。
「客寄せパンダ」以外の何物でもない・・・・
そんな位置づけです。
開幕に向けて万全の状態を整えるのが、
投手としての責務じゃないかなあ。。。。。。。
それがなければ競争にも参加できないでしょ。
それだけ満身創痍なのだ・・・・という事はよくわかりましたが。
(もうプロとしてやっていける体じゃないんだ・・・・・という事だと思います。)
まあ、開幕を前にすると文句も出て来てしまうのですが。。
そんなことを考えられるのも、
野球あってこそ。
その喜びは、
毎日かみしめているところです。
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