明日キャンプイン 12球団の『こうならなきゃ、やばい』

プロ野球界は、
明日いよいよキャンプイン。
今年は去年ほどの盛り上がりは見せていないものの、
戦力の移動があちらこちらで見られたため、
その新たな戦力の見極めが大切になってきそうなキャンプです。


まだまだキャンプでの主力の仕上がりや新戦力を見ない限り、
戦力の分析をするのは早いと思いますが、
とりあえず『こんなところが各球団の見どころ』というか、
『こうならなきゃ、まずいんじゃないの～』
というところを簡単にピックアップしてみました。


≪セ・リーグ≫
【中日】
チェンの抜けた先発陣の一角に誰が入るのか。また、『落合後』を任せられる高木監督が、勝てる雰囲気を維持できるのか。

【ヤクルト】
あの貧打線から青木までいなくなって大丈夫なの？投手中心の守り勝つ野球のためには、どうしても安定した投手陣の確立が必要。
若手の中から、だれが出てくるのか。

【巨人】
普通にやれば優勝間違いなし。”飛ばないボール”でも5点打線が築ければ盤石。移籍組の村田、杉内が投打の軸になれるのか。

【阪神】
今いる選手の底上げに尽きる。衰えの見える金本や、大ベテランの域に入ってきた新井、やや陰りの見える兆候のある藤川などのベテラン勢の仕上がり具合が最も注目される。

【広島】
野村の加入で厚みを増した先発陣。前田、福井と若手で3本柱が組めると、未来は明るい。しかし打線は何か起爆剤がないと・・・・。

【ＤｅＮＡ横浜】
中畑監督に注目。たぶんキャンプ中ずっと話題を提供し続けてくれるはず。しかしそれだけでは、開幕した途端にぽしゃるので、若手新戦力の台頭に期待。25歳以下のユースチームを組んでシーズンを戦い続ければ、来年はＡクラス、再来年は優勝争いに絡んでくる気がするが・・・・。


≪パ・リーグ≫
【ソフトバンク】
3本柱の抜けた投手陣、どーすんの？　帆足じゃどんなにあがいても12，3勝がＭａｘと思いますがね。もし前半に負けが込むようだと、モチベーションが一気に低下しかねないのが心配の種。どう見ても、今年の日本一はなさそうな気がするが。

【日本ハム】
ダルビッシュのクレーター（単なる穴ではない、もっと大きな大きな、特大の穴）をせっせと埋める作業がどうしても必要。それよりも、栗山監督の手腕が本当に本当に、ま～ったくの未知数なのが、新鮮でもあるが心配でもある。どうなっていくのかなあ。

【西武】
渡辺監督が、”出戻る”中島を再度ショートで使うと明言した瞬間、『今年も優勝はないな』と確信してしまった。昔のように『勝つためには投資を惜しまない』チームではないのだから、せめて若手をどんどん育てる方向だけはぶらしちゃいかんのだけどね。

【オリックス】
なんだかオーナーが、『韓国でヘビーに事業展開するから、韓国選手をたくさん獲得して、オリックスという名前を売れ』と明言したとか、しないとか。こういうことになると、この企業は尋常でなくベクトルがそちらに向かって太くなるので、今年は獲得した”韓国の至宝”を中心に優勝争いに絡むかも。フ〇テレビみたいですなあ。

【楽天】
星野監督。昨年は鳴物入りでチームの指揮官に就任したけど、なんだか目立ちませんでしたね。今年はやる気満々みたいだけど、なんだか野村さんと比べると、やっぱり目立ちませんね。不思議なチームです。監督が目立つより、やる気満々のマーくんがまたやってくれるでしょう。故障さえなければ、20勝ですね。普通に戦えば、ＣＳ進出は間違いないと思われるんだけど。

【ロッテ】
丁半ばくちのような”ジェットコースター”チームですが、今年はどちらの目が出るのか。お家騒動もここのところ定番化しているので、西村監督の標榜する『仲良く頑張ろう』の精神で行ってほしいものです。ドラ１の藤岡は必ずやるはず。はまれば１５勝できる器。これに唐川、成瀬が上手く絡めば、もちろん優勝争いには加わってきそうな気がするが。



ということで、
明日からのキャンプ、
楽しみにしています。