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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

村田諒太のビッグマッチ いよいよ本決まりか?!

2021年10月29日 | ボクシング

久しぶりにボクシングの話題です。

このコロナ禍にあって、
ボクシングの興行を組むというのは大変難儀なことのようです。

何しろ世界タイトルマッチは、
レアなケースを除いてほとんどが他国の選手とのマッチアップ。
するとコロナの影響を受け、
「誰とやるの?」
ということ以上に、
「どこでやるの?」
という事が問題になったりします。

入国できる?出来ない?
という事と同時に、
「その国は観客は入れることができるの?」
なんてことも興行ですから気になるところ。

そこに各チャンピオンの放映権はだれが持ってる?だの、
マネジメント会社はどこだ?などなど、
ま~難しいというか、鬱陶しいというか、
様々な問題が絡んできて、
マッチメークが出来ない出来ない。

コロナ前からそうだったものが、
コロナ禍の現在は拍車がかかって、
日本が誇る世界チャンピオンの井上尚弥と村田諒太も、
なんだか「試合枯れ」の状態で、
悶々とすることがもう2年も続いています。

村田はほぼ2年も試合から遠ざかっていて、
多分ボクシングファンでなければ、
村田諒太という名前を聞いても「世界チャンピオン」だという認識がないんじゃないかな?
「あの人は今」状態になってしまっていて、
ホント、ファンとしては腹立たしいところです。

世界に誇るPFPの井上尚弥も、
バンタム級の王座統一(4団体の統一チャンピオン)に狙いを定め、
他の団体世界チャンプであるドネア、カシメロに「俺とやろうぜ!」とメッセージを送り続けるものの、
何だかのらりくらりとかわされ続けて、
結局話題性のないボクサーとのマッチアップしかできない状況に追い込まれています。

もうこんな「ボクシング」という魑魅魍魎な競技には見切りをつけたいなあ、
なんて思わないでもないのですが、
実際にファイトを見ると血が騒いでしまって、
どうしようもありません。

この冬は村田も井上も日本でビッグファイトがあるのではという事で楽しみにしていて、
その発表を心待ちにしていたのですが、
井上尚弥は先日、
12/14に両国国技館でIBFバンタム級の世界タイトルマッチをやるとリリースされました。
しかしその相手は、
ドネアでもカシメロでも、
あるいは他のビッグネームでもない、
無名も無名、だーれも知らないタイ人のボクサーだそうです。

しかもランキングも「試合をさせるため?」に急激に上がったもの。
はっきり言ってこれじゃあ、
いくら井上チャンプの試合とはいえ、
あまり興味を持ってみることはできませんね。
エキジビションでもいいぐらい。(昔はこういう、調整のためのノンタイトルの試合を時の世界チャンピオンがやること、結構ありました。)

一方の村田。
すでに36歳を迎える村田に、
ボクサーとして残された時間はあまりありません。

村田はオリンピック金メダリストとして、
アマの世界で頂点を極めたボクサー。
その村田はデビューから、
常にビッグマッチを志向していました。

その狙いを定めていたのが、
PFPの超大物、
GGGことゴロフキンでした。

ワタシとて「まさかGGGとできることが現実になるなんて・・・・」
という感じではありますが、
現実に今年の春ごろから、
GGGと村田のミドル級統一世界戦の話が動き出していて、
夏には「年末神戸開催が決定」というところまでこぎつけていました。

しかしその後コロナの状況が急速に悪化。
「日本でビッグマッチを大きな会場でやるのは無理」
となって、
GGGのマネジメント会社は「村田との試合はあくまでも選択肢の一つ」
と明らかにトーンダウン。
そしてGGGはほかのボクサーと対戦交渉を本格化しているという情報がまことしやかに流れ、
ワタシは本当に気をもんでいました。

しかし昨日、
急転直下のニュースが流れました。

「村田諒太とGGGが、12/29にさいたまスーパーアリーナでタイトルマッチを行う」


ワタシはわが目を疑いながらそのニュースを見て、
ひとり「やった~」と心の中で歓声を上げました。

開場も神戸から埼玉へ。
ということは、
ワタシもひょっとしたら参戦できるかも?

何だか一気に夢が広がってきました。

このファイト、
現実的に言って村田の勝機はあまりないかもしれません。
でも、
村田諒太というボクサーの集大成となる、
ビッグマッチになることは間違いないでしょう。
これは見届けなければいけません。

そしてこのビッグマッチに組まれる試合も、
結構なビッグマッチになる公算が強いようです。
「もしかしたらトリプル世界タイトル戦になるかも」とのこと。
楽しみです。
正式発表が待たれますね。

村田には、
彼のボクシング人生すべてをかけて、
このファイトを戦ってほしい。

そして目いっぱい声援を送ります。






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