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第86回選抜高校野球大会  組み合わせ決まる!

2014年03月15日 | 高校野球

≪第86回選抜高校野球大会≫

【組み合わせ】

http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/senbatsu/2014/senbatsu-tournament.html

 

さて、
いよいよセンバツの組み合わせが決まりました。

『本命不在』の今年の大会。
有力校同士の初戦激突もあり、
話題校同士の戦いもありと、
バラエティに富んだ組み合わせとなりました。

ブロックごとに展望してみましょう。


【Aブロック】  神村学園・岩国・福知山成美・山梨学院大附・履正社・小山台・駒大苫小牧・創成館

候補・履正社が4強へ1番手。冬の成果を出せたチームが上位に。

このブロックについては、優勝候補に挙がるチームは履正社のみ。その履正社が優位に戦いを進めていきそうだ。履正社は4年連続の春。今年のチームも、エース溝口を中心に守りには自信を持つ。センバツでの履正社の”負けパターン”は昨春の選抜同様、打線が抑えられた時という同じパターン。今年のチームは昨秋に爆発した打線が本物なら、得意の”勝ちパターン”に持ち込むことが出来るはずで、4強へしっかりとした道が見えているはず。初戦でその履正社に挑む21世紀枠の”都立の星”小山台は、エース伊藤の出来がすべて。ロースコアでのしのぎ合いという形になれば、大声援に乗って意外な善戦を見せることが出来るかもしれない。しっかりした投手力を持つ福知山成美、岩国は上位に食い込む可能性があり、それを打線で迎え撃つ神村学園、駒大苫小牧などが追う展開か。創成館、山梨学院大附も力を持っており、8チームすべてにさほど大きな戦力の差はない。意外なチームの台頭も、ないとは言えない。


【Bブロック】  池田・海南・日本文理・豊川・報徳学園・沖縄尚学・白鴎大足利・東陵

沖縄尚学と日本文理の2強が4強かけ再戦か?!池田、東陵など話題のチームも。

昨秋の『日本一』を決める明治神宮大会の決勝で大激戦を繰り広げた、沖縄尚学と日本文理。今大会でも【2強】にもあげられる両校の8強での対決が濃厚だ。沖縄尚学の打線のパワー、日本文理の強く振り切る打線、両校の打線はタイプは違うものの、『大会屈指』という点では遜色ない強力打線だ。エースの山城、飯塚も今大会での注目の投手だけに、この8強対決までにいかに疲労をなくして、チーム力をピークに持っていけるかということが勝負のカギか。しかしながら、そう簡単に好きにはさせないと腕を撫すチームも多く、波乱の可能性もある。沖縄尚学に挑むのは、しぶとい報徳学園。今年のチームは例年のような”太い柱”はいないが、”束ねた力”で挑みかかるチーム。実はこういうチームの時の方が、報徳は怖い。沖縄尚学としては、昨年に続いて初戦を”鬼門”としたくはない。日本文理のゾーンには、池田と21世紀枠の海南という注目の対決も。両校ともに大型の戦力は持っていないが、ロースコアでのゲームを得意とするセンバツ向きのチームだ。豊川、東陵という初出場組の戦いぶりにも注目。白鴎大足利は、昨年甲子園を席巻した関東勢のトップチームという、実績は充分のチーム。いずれにしても、2強の戦力は抜けているので、対決が実現した時は今大会で最も注目される対戦となるだろう。


【Cブロック】  鎮西・佐野日大・智弁学園・三重・関東一・美里工・智弁和歌山・明徳義塾

多士済済の優勝候補が名を連ねる”死のゾーン”。果たしてどこが激戦を勝ち上がる?!

優勝候補が名を連ねる、さしずめ”死のゾーン”ともいうべきゾーンだ。まずぱっと目につくのは、実力派同士のつぶし合いである、智弁和歌山―明徳義塾戦だ。両校ともに甲子園では数々の名勝負を展開してきた『顔で勝負できるチーム』。今年のチームも、両校ともにこの試合さえ勝ちあがれば優勝も見えてくるぐらいの実力を持つ。明徳義塾のエース岸は、各チームともにまだ打撃の仕上がらないセンバツという舞台では、攻略するのは難しい好投手。直近の練習試合を見ても仕上がり具合は十分で、失点はいいところ2,3点だろう。しかし相手は強打の智弁和歌山。今年も自慢の打線は健在で、狙うは5,6点の勝負か。しかしその両校も、勝ち上がった先にも実力校が待ち受ける。注目の一番手は美里工。この”まだ見ぬ強豪”は相当の実力を持っていると思われ、波にさえ乗れば優勝戦線に殴り込みをかけてくることも予想される。初戦の相手、常連の関東一に対してしっかりした野球で勝ち上がれれば、二回戦はどちらのチームとの対戦になっても大変面白い戦いになると思われる。一方反対の山では、初戦に智弁学園―三重という力を持ったチーム同士の戦いが待つ。智弁の主砲・岡本が三重の技巧派・今井をどう打つのか。そしてこの山には、佐野日大のドラ一候補・田嶋も控える。何とも豪華なブロックだ。どの試合も見逃せない試合の連続で、≪甲子園の春≫を満喫できるブロックだ。


【Dブロック】  広島新庄・東海大三・今治西・桐生第一・大島・龍谷大平安・横浜・光星

優勝候補の激突か?龍谷大平安、横浜。チャンスをつかむか、広島新庄。

まずは優勝候補に名を連ねる龍谷大平安、横浜の両校にフォーカスしてみる。龍谷大平安は、ベテラン原田監督ご自慢の戦力を誇るチーム。相変わらず振りの鋭い上位打線の破壊力は今大会屈指。ブロック突破の一番手とみる。その平安にほとんど差なく続くのは名門・横浜。今年のチームは渡辺監督をして『優勝を狙える』と豪語するチーム力を持つ。かつて愛甲時代、松坂時代と渡辺監督の自信がそのまま表れて”全国制覇”を成し遂げた年が多い横浜にとって、この”レジェンド指揮官”の自信は、何よりの力となるに違いない。両校は順当にいけば二回戦で対戦。何とももったいない対決だが、この対戦を突破したチームが『優勝へのカギを握る』存在になるのは間違いなく、注目の一戦だ。一方、横浜と初戦で激突する光星は冬の間に粗さを解消できていれば、横浜ともじゅうぶんに五分の戦いが出来る大型チーム。近年の甲子園の実績でも、横浜、平安を上回っている。別山では、広島新庄の戦いぶりに注目。エース山岡の安定感は上位を狙うに十分。対する東海大三の高井ジュリアンも安定感を持っており、投手戦のにおいが。昨秋の四国大会を制覇した今治西は、その四国大会で明徳義塾に完勝した戦いぶりが出来ると、甲子園でも勝ち進める可能性が十分。センバツで勝ち進む『必要条件』である左腕のエースを擁しており、ひょっとしたら…・のチームだ。新二年生8人がレギュラーに顔をそろえる桐生第一は、冬場に実力を伸ばしている可能性があり、初戦の戦い方次第では『大化け』の可能性も。奄美大島から出場の大島の戦いぶりにも注目。



ということで、
『あたらない!』と評判のブロック別≪大会予想≫をしてみました。
まあ、お遊びの範囲ということで、気楽にご覧ください。

今大会のワタシの現段階での予想は、
準決勝は、

第1試合  履正社 vs  日本文理
第2試合  明徳義塾 vs 横浜

です。

第2試合については、
この両校の対戦については、
過去の激戦を見てきているので、単純に『見てみたい』ということなんですがね。

ということで、
21日開幕のセンバツ、
春を呼んできてくれそうです。


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