春の訪れとともに、
大学野球の季節がやってきました。
4月に入って、
全国の大学リーグが一斉に開幕。
熱戦を繰り広げています。
消費税の値上げに合わせるように、
神宮の六大学野球の入場料が『ここぞ』とばかり15%以上値上がりしたのには何だか閉口しましたが、
それでもやはり学生野球は『いいなあ』と思いますね。
大学野球を観戦に行く楽しみとしては、
やはり彼らの『現在地』から、
高校時代の『勇姿』を思い出すことでしょうかね。
もちろん、
思い出す高校時代の姿からは『残念』なケースもありますが、
それでもやはり、
『彼はここで頑張ってるのか~』
という思いを抱きながら観戦するのは、
『高校野球オヤジ』としては至福の時です。
リーグ戦では六大学や東都の『キラ星』の選手たちを眺め、
6月の大学選手権では地方の大学リーグの選手たちを眺める。
それがワタシの春から初夏の『定番』となっています。
今年は中大の島袋投手ら、
あの春夏連覇の興南の選手たちが最終学年を迎えます。
興南の春夏連覇なんて、
つい昨日のように感じてしまうのですが、
もう4年になるんですね。
時の経つのの速さを実感します。
ベースボールマガジン社発行の【大学野球】誌に、
彼ら連覇メンバーの現在地が特集されていました。
プロを目指す者、
この1年で燃焼しようとする者、
まだ苦しみの中にいる者、
選手としてではなく裏方として、そして指導者としての出発をしている者。
当然ではありますが、
各人それぞれにその道を進んでいっています。
彼らの高校時代に思いをはせ、
このリーグ戦を見ていこうなんて思っています。
さて、
今年は首都大学野球が大きな変革を遂げました。
1部リーグを従来の6チームから8チームに増加させ、
試合方式を『勝ち点制』から『勝率制』に変革。
週末の各校同士の対戦は、
たとえ1勝1敗になったとしても2試合で終わりとなり、
最終の勝率で順位を決めていきます。
この変革によって、
これまで『勝率では上回ったものの、勝ち点を落として優勝を逃す』なんていうケースは、
なくなることになります。
『より実力が表れやすくなるかな?』
と思ったりしていますが、
さてどうなるでしょうか。
東京6大学は、
明治の3連覇がなるかに注目が集まります。
選手の質の高さには定評がありますので、
優勝争いを引っ張っていくことは間違いないでしょうね。
対抗していきたい早稲田は、
先週の第1週で法政から勝ち点を奪い、
いい出足となりました。
評判の高い立教が『今世紀初』の優勝に輝けるかどうかにも注目です。
東都は5連覇中の亜細亜が今年も本命。
駒沢の奮起や、
島袋の中央に期待しています。
昨秋2位の国学院も虎視眈々と狙っていますが、
何しろ天国と地獄が紙一重の【戦国東都】。
何が起こるかわかりません。
6月に行われる【梅雨の祭典】全日本大学野球選手権への出場をかけて、
ニッポン中の『野球が大好きな学生たち』が繰り広げる戦い、
熱くなってきます。
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