第94回選抜高校野球大会の戦力分析です。
今年は新2年生のキラ星球児「四天王」が大会を席巻するのではという事が言われていますが、
それはあくまで秋の大会を見てのこと。
高校野球とは「最上級生のもの」と考えているワタシは、
新3年生の巻き返しに注目しています。
という事で、今年の戦力分析を。
≪第94回選抜高校野球記念大会≫
【出場校戦力診断】
北海道・東北(3校) 投 攻 守 総合 ランク
クラーク国際(初) 85 80 80 80 B-
山中、辻田の2枚看板の投手力は全国レベル。野手陣がしっかり守って、きっちりと援護して勝利に導けるか。
花巻東 (4) 80 90 85 90 A-
佐々木・田代中心にどこからでも一発が出る強打線。秋はしっかりしていなかった投手陣が整ってくれば覇権を争える陣容。
聖光学院 (6) 85 75 85 80 B-
好投・堅守で聖地に帰還。打てないといわれる打線が、どこまで冬の間に仕上がったかで勝負できるかが決まる。
関東・東京(6校) 投 攻 守 総合 ランク
明秀日立 (2) 80 85 85 85 B+
関東を制覇し、全国での活躍誓う。強力打線が看板だが、全国の舞台で満振りが機能するか注目だ。
山梨学院 (5) 85 90 85 85 B+
吉田監督就任以来最強のチームで大躍進をもくろむ。春夏12回出場でわずか4勝の甲子園での負の歴史に終止符だ。
木更津総合 (4) 90 85 90 85 B+
関東の中では最も戦力充実。エース越井が額面通りのピッチングを見せれば上位進出も。
浦和学院 (11) 85 85 80 85 B
超攻撃型を標ぼうもややもろさ残る打線。エース宮城など、昨夏の経験者残る投手陣に奮闘を期待。
国学院久我山(4) 80 80 80 80 B-
全体的に線が細い印象。上位打線の得点力がチームの頼みの綱。投手陣は継投でしのぐ。
二松学舎大付(4) 80 80 85 80 B
夏の勢いで秋も都の決勝へ。チーム作り遅れたが、潜在能力は都ではNo1.目標は8強。
東海・北信越(4校) 投 攻 守 総合 ランク
日大三島 (2) 85 80 80 80 B
発展途上で東海大会制し、意気上がる。永田メソッドにより冬場の戦力アップに期待。
大垣日大 (4) 85 80 85 80 B
「個々の戦力が上回る」とされた選考理由を甲子園で示したい。”春の阪口”は勝ち上がる術を知り、不気味な存在。
敦賀気比 (9) 90 90 85 90 A-
エース上加世田が完全復調すれば優勝争いに絡む。強力打線は水準以上の破壊力秘める。
星 稜 (15) 80 80 80 80 B-
林監督最後の采配に、選手の士気も高い。奥川の時のような大型ではないが、しぶとさを前面に出し簡単には負けない。
近畿(7校) 投 攻 守 総合 ランク
大阪桐蔭 (13) 95 95 95 95 S
最強伝説は続く。強力打線はそのままに、台頭したエース前田が守りを一手に引き受ける。負ける要素は見当たらない。
和歌山東 (初) 85 85 80 85 B
近畿大会で準Vに輝き大躍進。力で圧倒される試合にならなければかなりやれる。
天 理 (26) 85 85 80 85 B+
長身エースの系譜を継ぐ南沢に期待大。打線は持ち前の長打力を武器にし、連続の4強進出を目指す。
金光大阪 (3) 85 75 80 80 B-
吉見コーチの薫陶を受け、エース古川が成長。守り勝つチームカラーで、打線がグレードアップすれば面白い。
京都国際 (2) 90 90 90 90 A-
がっちりと昨夏甲子園4強メンバー残り頼もしい。エース森下は今大会左腕No1の評価高い好投手。
市和歌山 (8) 90 80 85 85 B
小園ほうふつとさせる新エース・米田と淵本。やはり投手頼みになるのは仕方ないが、得点力上がると上位が望める。
東洋大姫路 (8) 85 80 85 80 B-
エース森中心に、しっかり守れるチーム。藤田監督ラスト采配は、持ち前の勝負強さで強豪に挑む。
中国・四国(5校) 投 攻 守 総合 ランク
広 陵 (25) 85 90 90 90 A-
エース森下とそれを支える強打線。いつもの広陵のチームカラーで、見据えるは頂点しかない。
広島商 (22) 80 85 85 80 B-
ライバル・広陵には負けないと意気盛ん。名門復活には、不安定だった投手陣に柱を作れるかにかかる。
倉敷工 (11) 80 80 80 80 B-
攻守に突出した戦力はないが、冬場の強化で全国レベルに成長したと確信。全国の舞台で輝く。
高 知 (19) 85 80 80 80 B-
ポスト森木の年に選抜に駆け上がる。気迫十分のナインはしっかりした野球で4強以上を目指す。
鳴 門 (9) 90 80 85 85 B
注目浴びるエース富田は安定感抜群の左腕。打線強化に励んだ冬を超え、見違えるように打ち出せば上位も狙える戦力。
九州(4校) 投 攻 守 総合 ランク
九州国際大付(3) 85 90 90 90 A-
破壊力抜群の超大型打線。佐倉・野田にトップの黒田が絡む打線は選抜でも相手を震撼させる。
大 島 (2) 85 80 80 80 B
注目のドクターK・大野がマウンドに君臨。島の大声援受け、選抜で物語の続きを紡ぐか。
有田工 (初) 80 75 75 75 C
九州大会で大化けしたエース塚本に期待。ロースコアのしぶとい試合で選抜初勝利を目指す。
長崎日大 (3) 80 80 75 75 C+
強力打線を武器に戦う。継投の投手陣がどこまで踏ん張れるか。
21世紀枠(3校) 投 攻 守 総合 ランク
只 見(東北・福島)(初) 70 65 65 65 D
豪雪地帯の過疎地から登場。町民の期待を一身に背負い、13人の選手で挑む夢舞台。
丹生(北信越・福井)(初) 80 70 75 75 C-
このところ存在感を示してきたニューフェイス。甲子園でも勝利をつかむ可能性は十分。
大分舞鶴(九州・大分)(初) 75 80 75 75 C
戦力的には九州4強に引けを取らない。強打で昨春選抜準Vの明豊をもあわてさせた。
次回は、大会の展望です。
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