11・7≪WBSSトーナメント決勝≫ ~さいたまスーパーアリーナ~
【WBA&IBF世界バンタム級王座統一戦 12回戦】
WBA&IBFチャンピオン WBAスーパーチャンピオン
井上尚弥(大橋) ノニト・ドネア(フィリピン)
さあ、いよいよ明日に迫ってきました。
ボクシング、世界バンタム級のWBSS決勝の日です。
現在WBAならびにIBFのタイトルを保持する井上尚弥が、
「階級NO1は誰だ」
を決めるWBSSの決勝で、
あのノニト・ドネアと対戦します。
このワクワクする様なトーナメントの決勝、
しかもカードが井上とドネアという世界の誰もが注目する二人の対決。
世界の注目を集めています。
バンタム級王座を獲得し、3階級制覇を達成した'18年5月のジェイミー・マクドネル(英)戦と、WBSS初戦のフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)戦をそれぞれ1ラウンド、WBSS準決勝のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)戦を2ラウンドで片付け、
一躍「世界で最も注目されるハードパンチャー」として世界にその名をとどろかせた井上。
対戦を待ち望んでいた5階級制覇の”生きる伝説”ドネアと、
ついのこのWBSSの決勝という大舞台での激突となりました。
一方のドネア。
えらく強い軽量級のボクサーがいるという事はきいていたものの、
まだ見たことはなかった2011年。
ワタシにとって、まさに衝撃が走りました。
前年の4月、
ワタシのボクシングでのヒーローであり、
「絶対に負けない」と自信を持っていた長谷川穂積を4Rで沈めたフェルナンド・モンティエルに対し、
わずか2Rで戦慄的なKOをしたのがこのドネアでした。
この映像を見たワタシ、
まさに「上には上がいる」と思って、
戦慄を覚えたのを記憶しています。
「フィリピーノ・フラッシュ」と言われるその攻撃力は、
まさに他を圧倒する超絶なものでした。
日の出の勢いだったこのドネアと”ロマゴン”ことローマン・ゴンザレスは、
まさに軽量級でいながら別格の存在で、
”チャンピオン オブ チャンピオン”
という感じでした。
ロマゴンはその後八重樫東と拳を交え、
ドネアはアメリカで西岡利晃と戦いました。
西岡は自身もWBCで7度も王座を防衛する名王者でしたが、
ドネアと戦うとまさに何もできずに完敗。(9R/KO)
この試合をもって引退を決意しました。
その時のドネアも、
「あの西岡をもってしても、こんなに子ども扱いされるのか。どれだけ強いんだ!」
と半ばあきれ気味に思ったものでしたが、
そのドネアが明日、
日本で『日本ボクシング界の至宝』井上尚弥と拳を交えるのです。
本当にこれは、
コーフンせざるを得ない『日本ボクシング界最大のビッグイベント』となりますね、間違いなく。
「われらの誇り」井上尚弥は、
昨日の記者会見でも終始落ち着きを見せ、
体調もよさそうに感じました。
さらにすでに体は完全に絞れているようで、
問題なく明日のリングに上がれることでしょう。
ドネアも笑顔すら見せて、
いつものドネアと変わりない紳士的な態度を見せてくれました。
両雄が相撃つファイトは、
いったいどんなことになるのでしょうか。
ブックメーカーによると、
井上尚弥の掛け率は1.1倍だそうですね。
ということは、
ほとんどの人が「井上の勝ちは動かない」とみているという事ですね。
ワタシも同じ見方をしているのですが、
それでも相手があのドネアという事ですから、
いったいどんな引き出しを持っているかわからないところに、
不安も覚えています。
しかし井上尚弥が、
さらに一段階段を上るためには、
絶対に倒さなきゃならない相手でもあります。
新たな伝説を刻むため、
明日のファイトは井上にとって生涯で最も重要な一戦になるでしょう。
本当に楽しみな一戦です。
それにしても、
ドネアといいロマゴンといい、
さらにリナレスといい、
世界に名だたるボクサーたちが、
日本に好感を持ってくれて、
日本のボクシングにいい影響を与えてくれること、
本当にありがたいと思っています。
彼らに対するワタシの思いは、
ラグビーワールドカップでの日本代表にはせ参じてくれた外国生まれの選手たちと共通するものがあります。
ただただ、「ありがたい」と思っています。
そんなドネアと井上のファイト。
どんな結果になっても、
ラグビーW杯の時と同じく、
後味が非常に良く、素晴らしい余韻を残してくれるものと思います。
「スポーツのすばらしさ」
そんなものを感じさせてくれる戦いになるはずです。
注目しましょう。
そして現在井上尚弥は、
リング誌のパウンド・フォー・パウンドで第4位。
上にいるのは、
ロマチェンコ、クロフォード、カネロです。。。
う~
凄すぎるメンバーだ~。
しかし明日の戦い如何によっては、
軽量級ながらロマゴンのようにPFP1位の栄誉に輝くきっかけになるかもしれませんね。
そういった意味でも、
明日のファイトは世界中が注目するでしょう。
DAZNで世界にも配信される予定のこのファイト、
メインはフジTVでサブはWOWOW(録画放送)なのですが、
なんとなんと、
BSの8Kだかの放送で、
NHKが放送するらしいですね。
ボクシングというものの興行の背景を嫌ってか、
これまでNHKは徹底的にボクシングの放送とは一線を画した存在でした。
プロレスなどと同等の扱いであったといって良いかもしれません。
「NHKの定義するスポーツ」
の範疇に、入っていなかったという事なんでしょう。
しかしこれに、
村田諒太であり井上尚弥という稀有なボクサーが、
風穴を開けてきた・・・・・という事です。
なんと60年ぶりとのこと。
さすがにワタシも、
NHKでボクシング中継見たことはなかったってことですね。
まあ、8K放送なんて見られる環境ではないので、
フジ、WOWOWで見ますが。
時代は確実に変わってきたという事でしょう。
ラグビーで日本中がコーフンした後は、
”国営放送”でボクシングを見るなんて、
ちょっと今まで見たことがない、
「まだ見ぬ地平」だなあ。。。。。。。。。。
そんなことを思ったりしているワタシです。
まあそのためには、
いくらDAZNが(世界的な)放映権を握っているとはいえ、
日曜日のカネロの試合のように、
「始まるぞ~」
ってなってからほかの大イベントに忖度して、
1時間半も待ちぼうけをくらわす・・・・・・・・
なんてことだけはやめてよね。
ワタシも本当にあのファイトは、
今か今かと待ちながら「やるやる詐欺」にあったみたいで、
時間を捨ててしまいましたからねえ。。。。。
『8時からといったら、8時から始めてくれよ!!!!』
そのことだけはお願いしておきます。
まあ、フジが地上波でやるから、
ひどいことは起こらないとは思いますが。
そんなこんなで、
また井上のファイトを見る幸せをかみしめながら、
大きな声援を送りたいと思っています。
井上がまた、
ラグビーのように日本を一つにしてくれないかなあ。。。。。
バンタム級王座を獲得し、3階級制覇を達成した'18年5月のジェイミー・マクドネル(英)戦と、WBSS初戦のフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)戦をそれぞれ1ラウンド、WBSS準決勝のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)戦を2ラウンドで片付け、
一躍「世界で最も注目されるハードパンチャー」として世界にその名をとどろかせた井上。
対戦を待ち望んでいた5階級制覇の”生きる伝説”ドネアと、
ついのこのWBSSの決勝という大舞台での激突となりました。
一方のドネア。
えらく強い軽量級のボクサーがいるという事はきいていたものの、
まだ見たことはなかった2011年。
ワタシにとって、まさに衝撃が走りました。
前年の4月、
ワタシのボクシングでのヒーローであり、
「絶対に負けない」と自信を持っていた長谷川穂積を4Rで沈めたフェルナンド・モンティエルに対し、
わずか2Rで戦慄的なKOをしたのがこのドネアでした。
この映像を見たワタシ、
まさに「上には上がいる」と思って、
戦慄を覚えたのを記憶しています。
「フィリピーノ・フラッシュ」と言われるその攻撃力は、
まさに他を圧倒する超絶なものでした。
日の出の勢いだったこのドネアと”ロマゴン”ことローマン・ゴンザレスは、
まさに軽量級でいながら別格の存在で、
”チャンピオン オブ チャンピオン”
という感じでした。
ロマゴンはその後八重樫東と拳を交え、
ドネアはアメリカで西岡利晃と戦いました。
西岡は自身もWBCで7度も王座を防衛する名王者でしたが、
ドネアと戦うとまさに何もできずに完敗。(9R/KO)
この試合をもって引退を決意しました。
その時のドネアも、
「あの西岡をもってしても、こんなに子ども扱いされるのか。どれだけ強いんだ!」
と半ばあきれ気味に思ったものでしたが、
そのドネアが明日、
日本で『日本ボクシング界の至宝』井上尚弥と拳を交えるのです。
本当にこれは、
コーフンせざるを得ない『日本ボクシング界最大のビッグイベント』となりますね、間違いなく。
「われらの誇り」井上尚弥は、
昨日の記者会見でも終始落ち着きを見せ、
体調もよさそうに感じました。
さらにすでに体は完全に絞れているようで、
問題なく明日のリングに上がれることでしょう。
ドネアも笑顔すら見せて、
いつものドネアと変わりない紳士的な態度を見せてくれました。
両雄が相撃つファイトは、
いったいどんなことになるのでしょうか。
ブックメーカーによると、
井上尚弥の掛け率は1.1倍だそうですね。
ということは、
ほとんどの人が「井上の勝ちは動かない」とみているという事ですね。
ワタシも同じ見方をしているのですが、
それでも相手があのドネアという事ですから、
いったいどんな引き出しを持っているかわからないところに、
不安も覚えています。
しかし井上尚弥が、
さらに一段階段を上るためには、
絶対に倒さなきゃならない相手でもあります。
新たな伝説を刻むため、
明日のファイトは井上にとって生涯で最も重要な一戦になるでしょう。
本当に楽しみな一戦です。
それにしても、
ドネアといいロマゴンといい、
さらにリナレスといい、
世界に名だたるボクサーたちが、
日本に好感を持ってくれて、
日本のボクシングにいい影響を与えてくれること、
本当にありがたいと思っています。
彼らに対するワタシの思いは、
ラグビーワールドカップでの日本代表にはせ参じてくれた外国生まれの選手たちと共通するものがあります。
ただただ、「ありがたい」と思っています。
そんなドネアと井上のファイト。
どんな結果になっても、
ラグビーW杯の時と同じく、
後味が非常に良く、素晴らしい余韻を残してくれるものと思います。
「スポーツのすばらしさ」
そんなものを感じさせてくれる戦いになるはずです。
注目しましょう。
そして現在井上尚弥は、
リング誌のパウンド・フォー・パウンドで第4位。
上にいるのは、
ロマチェンコ、クロフォード、カネロです。。。
う~
凄すぎるメンバーだ~。
しかし明日の戦い如何によっては、
軽量級ながらロマゴンのようにPFP1位の栄誉に輝くきっかけになるかもしれませんね。
そういった意味でも、
明日のファイトは世界中が注目するでしょう。
DAZNで世界にも配信される予定のこのファイト、
メインはフジTVでサブはWOWOW(録画放送)なのですが、
なんとなんと、
BSの8Kだかの放送で、
NHKが放送するらしいですね。
ボクシングというものの興行の背景を嫌ってか、
これまでNHKは徹底的にボクシングの放送とは一線を画した存在でした。
プロレスなどと同等の扱いであったといって良いかもしれません。
「NHKの定義するスポーツ」
の範疇に、入っていなかったという事なんでしょう。
しかしこれに、
村田諒太であり井上尚弥という稀有なボクサーが、
風穴を開けてきた・・・・・という事です。
なんと60年ぶりとのこと。
さすがにワタシも、
NHKでボクシング中継見たことはなかったってことですね。
まあ、8K放送なんて見られる環境ではないので、
フジ、WOWOWで見ますが。
時代は確実に変わってきたという事でしょう。
ラグビーで日本中がコーフンした後は、
”国営放送”でボクシングを見るなんて、
ちょっと今まで見たことがない、
「まだ見ぬ地平」だなあ。。。。。。。。。。
そんなことを思ったりしているワタシです。
まあそのためには、
いくらDAZNが(世界的な)放映権を握っているとはいえ、
日曜日のカネロの試合のように、
「始まるぞ~」
ってなってからほかの大イベントに忖度して、
1時間半も待ちぼうけをくらわす・・・・・・・・
なんてことだけはやめてよね。
ワタシも本当にあのファイトは、
今か今かと待ちながら「やるやる詐欺」にあったみたいで、
時間を捨ててしまいましたからねえ。。。。。
『8時からといったら、8時から始めてくれよ!!!!』
そのことだけはお願いしておきます。
まあ、フジが地上波でやるから、
ひどいことは起こらないとは思いますが。
そんなこんなで、
また井上のファイトを見る幸せをかみしめながら、
大きな声援を送りたいと思っています。
井上がまた、
ラグビーのように日本を一つにしてくれないかなあ。。。。。