SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

朝青龍 まさかの・・・・・

2009年11月27日 | 相撲

大相撲は12日目。
軽快に走っていた両横綱の明暗が、
くっきりと分かれた日になりました。

まず登場した朝青龍、
対戦相手は同じモンゴルの”弟分”日馬富士。
ここまで5勝6敗と、
厳しい戦いが続きます。

日馬富士は、
調子が悪い時は動きにキレがなくなり、
軽量の悲しさが出る取り組みに陥ってしまいます。
巨漢力士に捕まってしまうと、
やはり厳しい取り組みになります。

しかしこの日は、
牛若丸の【八艘飛び】ばりの動きの速さで、
朝青龍の突進をさっと交わして勝ち名乗りを受けました。

朝青龍は、
不覚の1敗を喫してしまいました。

続いて出てきた白鵬は、
目の前で起きた朝青龍の相撲の残像を、
自分の頭の中から振り払うために、
じっくりとゆっくりと、
仕切りに時間をかけているように見えました。

そして、
相撲内容はこの日も磐石。
魁皇を相手にせず、
12連勝としました。

これで年間最多勝までも”あと1”。
リーチがかかりました。

この日の相撲振りを見ていると、
いくら朝青龍が好調と言っても、
白鵬を破るのはかなり困難だと見えます。

やはり年間に4敗しかしていない横綱ですね。
その安定感、
全盛期の北の湖、千代の富士、大鵬を思い起こさせるような充実振りです。

今年最後の賜杯レース、
先が見えたような気がするのは、
私だけでしょうか。

どんどん強くなる白鵬。
しかし強くなればなるほど、
ファンになってしまうワタシ。

三日後に賜杯を抱くのは、
間違いなく白鵬だ!

 


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