永遠に語り継がれる「ヒデキ・マツイ」

『NYで最も愛された日本人』
松井秀喜の引退セレモニーが、
満員のヤンキースタジアムで行われました。

満員の観衆を前に、
誇らしげに、
そしてチョッピリと照れながら、
いつになってもまったく変わらない姿を見せてくれた松井秀喜は、
手を挙げてその大声援に応えていました。

その姿を見ながら、
『ああ、俺は松井の、こういうNYに愛されている姿を見るのが大好きだったんだなあ』
と、改めて思い起こさせてくれた瞬間でした。

5月の東京ドームでの引退セレモニーと国民栄誉賞授与式。

長嶋終身名誉監督とともに現れた松井の姿は、
国民に感動を与えてくれました。

そして昨日のNYでのセレモニー。

5月の感動に勝るとも劣らない、
素晴らしいものとなりましたね。
『感動は松井とともにある』
そんな言葉が脳裏に駆け巡りました。

そして同時に、
松井が本当に引退してしまったんだということを、
しみじみと感じる1日となりました。

祝砲ではないでしょうが、
イチローもこの日は4安打と大爆発。
高校時代から何かと関係の深かった2人の、
『最後の競演』
となったのでした。


『MLBの1日契約』

やることが”粋”ですよねえ。

その人が最も輝いたチームで引退セレモニーをするのが、
やっぱり”いい”ですね。

松井のピンストライプ。
もう映像の中でしか見られなくなってしまいますが、
あのWSでの豪快なホームランは、
忘れることが出来ません。


真のスーパースター。

やっぱり、
【記録より記憶の男】
松井秀喜。

静かに彼の引退に、
乾杯をします。