かねてより話題になっていたラグビー日本代表最大の強化策、
『スーパーラグビー』への参戦が正式に決定しました。
先のマオリ・オールブラックス戦の大善戦や、
テストマッチでの連勝など、
日本ラグビーは来年のワールドカップ、そして2019年のワールドカップ日本開催に向けて、
着実な歩みを続けています。
その歩みをより確実なものにするには、
常にレベルの高い強豪との対戦が欠かせません。
そんな中、
この【世界最高峰のリーグ】と言われるスーパーリーグに参戦するのは、
まさに願ったりかなったり。
代表の『通年強化』の策としては、
これ以上はありません。
エディー・ジャパン、やりましたね!
この参戦をわかりやすく表現するならば、
『サッカー日本代表が、ヨーロッパチャンピオンズリーグに参戦する』
様なものとして理解してもらえば、
その重要性が分かると思います。
楽しみですね。
以下はラグビージャーナリスト・村上晃一さんの記事より。
~『村上晃一 ラグビー愛好日記』より抜粋~
スーパーラグビー(SUPER RUGBY)は、世界最高峰のプロリーグで、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカのラグビー協会が地域ごとに編成するプロクラブ15チームによる国際リーグ戦。現行では3カンファレンスに分かれ、レギュラーシーズンは各チーム16試合行い、その上位6チームによるトーナメントでシーズンチャンピオンを決定している。
◆スーパーラグビー 2016年シーズン 大会方式
18チームが2グループ・4カンファレンスに分かれてのレギュラーシーズン、および、レギュラーシーズン上位8チームによるファイナルシリーズが行われる。
▽南アフリカグループ
アフリカ・カンファレンス1 (4チーム)
【南アフリカチーム3、アルゼンチンチーム1】
アフリカ・カンファレンス2 (4チーム)
【南アフリカチーム3、日本チーム1】
▽オーストラレーシアングループ
オーストラリア・カンファレンス(5チーム)
ニュージーランド・カンファレンス(5チーム)
レギュラーシーズン=各チーム、同一カンファレンスのチームと6試合行い、カンファレンスの異なる南アフリカグループのチームと4試合、オーストラレーシアングループのチームと5試合、計15試合を行う。(ホーム8試合、アウェイ7試合。もしくは、ホーム7試合、アウェイ8試合)。※日本チームは東京・秩父宮ラグビー場を主な拠点とし、その他にホームとして行う3試合をシンガポールの「シンガポール・スポーツ・ハブ」で行う。
ということは、
2016年からは、
秩父宮で毎年日本代表の『スーパーリーグ公式戦』を、
観戦できるということですよね。
ラグビー愛好家としては、
これはまさに、
『期待値MAX』の出来事と言えます。
来年はワールドカップ、
そして再来年からはスーパーリーグ。
これは2019年に向けて、
どんどんラグビーファンが増えていくかもしれませんよ。
というか、
我々の世代より上は、
基本的に若いころにラグビー(観戦)に親しんだ世代。
彼らをまたグラウンドに呼び戻すことも、
期待できるかもしれません。
早明・同志社、釜石、神鋼の時代よりも、
今のラグビーは迫力がありますよ。
久しぶりに見た人は、
ビックリするかもしれませんね。
(特に日本代表が外国の代表からスクラムトライを奪う姿を見たら、腰を抜かすかもしれません。)
来年以降のラグビー界には、
非常にいい風が吹き始めています。