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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ついにやった! 岩佐亮佑 世界を獲った

2017年09月14日 | ボクシング

~エディオンアリーナ大阪~
◇IBF世界Sバンタム級タイトルマッチ 12回戦
チャンピオン                 同級3位 
小國以載(角海老宝石)  ●  6R TKO  ○ 岩佐亮佑(セレス)
              2分16秒 

◇WBO世界Lフライ級タイトルマッチ 12回戦
チャンピオン                同級14位
田中恒成(畑中)  ○ 9R TKO  ●  パランポン・CPフレッシュマート(タイ)
             1分27秒



井上尚弥の興奮から3日。
注目していたボクシングの世界タイトルマッチで、
岩佐亮佑選手が6RTKOでチャンピオンの小國以載を破り、
ついに雌伏6年半、
世界タイトルに上り詰めました。

『これが最後のチャンス』
と公言していた岩佐。

待ちに待った世界タイトルマッチに、
耐えに耐えて蓄えたこれまでのすべてをぶつけ、
1Rから全開でまっしぐらにベルトに向かっていきました。

世界タイトルを獲った試合では完璧な試合ぶりを見せたチャンピオンの小國は、
この日は『サウスポーが苦手』という評価通りに、
岩佐の正面のパンチが当たってしまう距離に立ち続け、
初回から岩佐の左ストレートを受け続けてしまいました。

1R,2Rに見事な左のカウンターでダウンを奪った岩佐は、
思い通りの見事な戦いぶりでした。
”イーグルアイ”と言われる目の良さや動きの巧みさで相手のパンチをかわし、
『さすがは岩佐』とうなる戦いぶりでした。

この岩佐。

先日の記事でも書きましたが、
高校三冠でプロ入りして、
その後も順風満帆で階段をのぼりつめていっている姿を見て、
世界もすぐそこだという印象を持っていました。

これからの日本のボクシング界を担っていける素材だと思ったのが、
あの山中慎介選手と戦った日本タイトルマッチ。

この試合は山中選手が勝ちましたが、
両者ともに素晴らしい戦いで、
『これは両者ともに、世界チャンプになるぞ』
と確信したものでした。

しかしそれから6年半、
勝った山中はすぐに世界タイトルを獲り、
もはや日本中の誰もがその存在を知る『伝説のチャンピオン』になったのと比較して、
敗れた岩佐にはいばらの道が待っていました。

なかなかチャンスに恵まれることがなく、
チャンスがきそうになってもかつて見せたような輝きは失われているように感じていました。

しかし『いつか俺も』の願いは、
この日結実しましたね。

やっぱり思いの強さは岩をも砕く、です。

『長かった~!』

という彼の心の底からの叫びに、
『本当に良かったなあ』
と思ってしまいました。

苦労を重ねて掴んだタイトル。
まだまだこれからがピークを迎えるであろう岩佐の今後のボクシングに、
期待しています。

小國選手は、
しっかりと体を治して、
また世界に挑んでほしいと思っています。


しかし。。。。

相変わらず内藤大助の解説はひどかったなあ。。。

いくら小國選手がTBS専属契約であるにしても、
日本人対決でっせ。
一方的に小國を応援するような実況、
聞いていて聞き苦しかったなあ。

しかも全く解説になっていなくて、
『すげ~』とか『やった』とかしか言わないし。。。。

隣に冷静な飯田さんが座っていなかったら、
何が何やら・・・・・って感じでしたよ。

まあ、本職はタレントだから仕方ね~か。


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