◇セ・リーグCS第1ステージ 第3戦
巨人 000 000 001 -1
ヤクルト 001 000 11× -3
セ・リーグのCS第3戦は、
両チームの意地のぶつかる緊迫した展開となりました。
第2戦をいい形で取った巨人は、
満を持してゴンザレスを先発に。
対するヤクルトは、
後半戦で完全にローテの一角を勝ち取った赤川。
両チームの先発が好投し、
締まった好ゲームとなりました。
ヤクルトでポイントになったのは伏兵の活躍。
先制点はまさかのキャッチャー・相川の一発。
大事な追加点は、
川端の代役となった森岡のタイムリーに代走上田の好走塁。
そしてダメ押しのタイムリーは今シーズン不調を囲ったベテラン・福地の一打でした。
3点ともに、
巨人にとっては『まさか』の失点だったため、
ドーンと衝撃が走る点だったところが、
昨日のポイントでした。
まさかの3失点は、
巨人ナインに焦りをもたらしましたね。
そして何と言っても先発・赤川の好投が光りました。
7回途中までしっかり巨人打線を0に抑え、
『ビクトリーロード』を築きました。
ヤクルトにとっては、
しっかりとした戦いで勝ち取ったこの日の勝利だったと思います。
『まさかの時のため』
エースの館山をベンチに入れ、
終盤には準備をさせていたところに、
ヤクルトの決意を感じることができました。
小川監督。
なかなか短期決戦の戦い方にも”芯”が通っていますよ!
中日と対峙しても、
気後れすることなくこの日のような”ヤクルトの戦い”を貫いてほしいと思います。
勝機は必ず訪れます!!
しぶとく戦いましょう。
さて、
この日で終戦となってしまった巨人。
この1週間で2度目の、
原監督の絶望したような表情が大映しになり、
一敗地にまみれてしまいました。
この試合で言うと、
坂本のチャンスでの打ち上げ、
ラミレスのここという時の守備の不安など、
心配されていたことが出てしまった敗戦でした。
それだけに悔いは残るでしょうが、
シーズン通りの戦いだったともいえます。
阿部・ラミの4・5番が機能しなかったのも、
大きかったですね。
新聞報道によると、
ラミレスは今年で退団だとか。
巨人も今年から来年にかけて、
大幅に戦力は刷新されるのではないかと思いますね。
藤村、澤村など新しい芽も次々噴き出してきた今シーズンでもあるので、
来年以降が楽しみです。
さて、
CSファイナルステージは、
1日空いて水曜日から始まります。
どっしりと構える落合・中日に対して、
小川・ヤクルトの戦いが楽しみですね。
勢いを持って名古屋に乗り込んでいってほしいと思います。
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