◇プロボクシング世界スーパーバンタム級王座統一戦
WBC名誉王者 WBO・IBF王者・ノニト・ドネア
西岡利晃 ─ ノニト・ドネア
10月13日(日本時間14日)
米カルフォルニア州カーソン・ホームデポセンター
いよいよゴング間近。
それにしては、
報道が盛り上がっていません。
昨日なんか、
亀田長男のタイトルマッチの記事が一番に来ていましたね。
ボクシングファンにとっては、
亀田の試合はいわゆる”色もの”扱いされていて、
テレビの”バラエティー”と同じような位置に置かれています。
それに対して、
”本当のスペシャルマッチ”である西岡vsドネアの戦いに、
なんでこうも関心が薄いのでしょうか。
わかんね~なあ。
西岡は今や”日本のエース”と呼んでもいいくらいの、
素晴らしい戦いを見せるチャンピオンになりました。
昨年世界タイトルマッチを【ボクシングの聖地】ラスベガスで行い見事に勝利。
36歳になる肉体は衰えを知らないものの、
残り少ない現役での戦いを、
『これからはインパクトのある試合のみ組んでいきたい』
との意向があり、
このたびの相手に選んだのはWBO・IBF王者の”スーパーボクサー”ドネアでした。
若いドネア。
一昨年、『日本の誇り』長谷川穂積を4R、戦慄のKOで破ったフェルナンド・モンティエールを、
いとも簡単にKOで葬り去った、
世界の注目を浴びる『パウンド フォー パウンド』です。
中軽量級の世界的なヒーローであるパッキャオ(比)の後継者は彼以外いないといわれるほどの、
ものすごいボクサーです。
さしもの西岡でも、
簡単に勝てる相手ではありません。
それどころか、
『どうやったら勝てるのか?』
が話題になるくらい、
厳しい戦いが予想されています。
しかし、
何度も苦難を乗り越え、修羅場を潜り抜けてきた西岡の、
自身が『最後の戦い』ということを胸に秘めて戦うビッグマッチ。
応援しないわけには、いきません。
スピードではドネアを上回るとみられる西岡が、
しっかりと距離を取って最後に『モンスターレフト』でドネアをマットに沈める・・・・。
そんな姿を、思い描いています。
西岡の・・・・・
そして日本ボクシングの・・・・・・
待ち望んだ『決戦』
注目してください。
本物のボクシングに、触れることが出来ます。
それにしても、
こんなすごい対戦が、
なぜ地上波やBS(無料)放送など、
人々の目に触れるような放送でやらないのか!
なぜWOWOWなのか。
サッカーの日本代表戦と同じくらい、
盛り上がるのになあ・・・・。
『ヤングなでしこ』
をあんなに一生懸命プライムタイムに中継するんなら、
この『リアルなスーパーマッチ』を、
放送してもらいたいなあ。
こんなカード、
いったい次はいつになったら組まれるのか、
分からないのに。
かつての内藤vs亀田なんて、
ほんっとうに、
目じゃないぐらいのレベルの戦いですよ!!
みんなで西岡を、応援したいなあ。
がんばれ 西岡利晃!
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