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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

交流戦は中盤戦。 それにしても今年は、ロースコアのゲームが多い。

2022年06月01日 | プロ野球

プロ野球交流戦は中盤戦に突入してきました。

今年の傾向というか、
最近の野球はなんというか、
ロースコアのゲームが多いですね。

昨日も各試合ともにあまり点が入らず、
12球団の最高得点でもDeNAの4点、
4チームがゼロで抑えられてしまいました。

投手の質が良くなったのか、
はたまた打者が振れていないのか。

こう打てないと、
スモールベースボールの重要性が増してきそうですね。

最近のプロ野球でよく言われているのは、
投手の質が上がっているという事。
それはワタシも深くうなずくところです。

150キロ以上の球を投げる投手は当たり前、
そこにボールを動かす技術が加わって、
さらにゲームの中で細かく投手をつなぐというのが主流。

こりゃあそう簡単には、
打者はヒットを打つことができないというのも道理ですが、
それにしても今季は特に、
打撃戦が少ないですね。

現在セ・リーグのチーム打率トップは広島の.255で、
最下位は阪神の.222。
パ・リーグではトップがSBの.270で、
最下位がロッテの.215。

パではSBをのぞくと、
5チームが.240以下という投高打低っぷりです。

一方でパの防御率を見ると、
4チームが2点台で、最低でも日ハムの3.61ですから、
こちらはかなりの素晴らしさ。

個人で見ると、
打率3割越えはセパともに3人ずつ。

少し前に「これからは三割打者はほとんど出ない」というような記事を見かけましたが、
本当にそうなりそうな気配もしますね。

そうなると本当に、
1点の重みも増しますから、
これまで以上にホームランの重みも増すのではないかと思います。

するってーと、
今以上にフライボール革命が進行するってことで。。

しかしながら1点の重みが増すってことは当然、
スモールベースボールの重要性も増すってことで、
その相反する二つの得点の仕方のせめぎあいがこれから、
どのように融合していくのかも見ものです。

象徴的なシーンが昨日のSBの試合。

無死でランナーをサードにおいて、
「フライボール革命の申し子」
ともいうべき柳田が打席に。

巨人の内野陣は下がって「1点仕方なし」の守備体系でしたが、
柳田はぶんと振って三振。
これが2回続いて、
SBは中盤苦戦を強いられました。

ゴロを転がしてさえいれば確実に1点だったところで、
結果は3-1というロースコアゲーム。

ああ・・・あそこでゴロが。。。。
なんて嘆きも聞こえたり聞こえなかったり。


一方でヤクルトvsロッテと、
西武vs阪神の試合。

両投手好投で1-0、2-0というゲームでしたが、
両試合を決めたのは主砲の一発。

ヤクルト山田が1回に、
そして西武山川は2回に、
それぞれ決勝のソロアーチを叩き込んで、
チームを勝利に導きました。

ホームランの威力まざまざ・・・・
という試合っぷり。


この3つのゲームを見ていると、
なんだか「どれが正解?」か、
わからなくなってしまいました。

まあ、
どれも正解であり、
どれも正解でなしってことなんでしょう。

いずれにしても今の野球、
投手陣が整備されていなかったら話にならないという事は、
言えそうですね。

そんなことを感じる交流戦の中盤の戦いです。


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