このオフシーズン最大の話題は、
なんといっても田中将大投手のメジャー行きの話題でしょう。
ほとんどの世間の人たちが、
『どこの球団に行くのだろうか?』
ということが話題の中心に移ってきてから、
何だかポスティングのシステムがどうのこうの・・・・・・
ということが言われ始め、
『結局、マーくんはメジャーに挑戦できるのだろうか?』
ということがこの1か月ほどずっとファンの心配の種でしたね。
しかし昨日、
新ポスティングシステムの下、
楽天球団が田中投手のポスティングによるメジャー移籍を容認。
いよいよ、
日米のマーくん狂想曲のゴングが打ち鳴らされました。
ひとこと、
良かったなあ・・・・
と思いますね。
ポスティングのシステム自体は決して日本側に満足できるものではないのですが、
まあこのあたりが『落としどころ』という気もします。
選手側にとれば、
『上限の移籍金額を示した複数球団と交渉ができる』
というメリットはかなり大きいと思います。
球団側にしてみれば納得できないことも多いと思いますが、
とりあえず一歩前に進んだということは評価してもいいかな?
と思っています。
それよりもワタシは、
FAによる海外移籍の場合の、
メジャー球団から日本球団に支払われる『保障』をもっと真剣に検討したらいいのではないかと思っています。
これ、
何も海外移籍に限ったことではないと思うんです。
国内移籍の場合の『保障』も、
もっと真剣に話し合わなければならない事項だと思います。
ある野球のコラムニストの方も提言していましたが、
ワタシもFA移籍に関しては、
ドラフトと絡めた制度にするのが一番いいのではと思っています。
FAや選手移動のシステムが一番機能していると感じるNFLでも、
トレードやFAなどにドラフト券を上手く絡めて、
各チームの戦力の均衡を図ったりしています。
(さらに、サラリーキャップなどの制度も設けています)
『おカネはないけど、選手を育てるのはうまい』という、
にほんでいえば広島のような球団に対しては、
FAの補償としてドラフト指名権を与えるとか、
そういったことが必要でしょう。
『おカネがあれば、ごっそりと選手を根こそぎさらえる』
という巨人やSBみたいな球団ばかりでは、
やはり長期的に見るとひずみが出てくるものでしょうからね。
海外FAの場合は、
現在の制度ではまさに選手の旧所属球団は『とられっぱなし』の状態になっているわけで、
そのあたりの保障の充実も、
NPBはMLBと話し合わなければいけませんね。
きちっとした補償がなされるのであれば、
選手が望む【FA権取得期間の短縮】も進むと思いますし、
そうなれば『ポスティング』という制度自体、
意味をなさなくなると思いますからね。
いずれにしても、
田中投手はまだ25歳。
これからピークを迎える選手であり、
どれだけビッグになっていってくれるのか、
今から楽しみでしょうがありません。
クリスマスに、
いい話題が出ましたね。
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